京繍(北京補繍)は「糸綾補繍」ともよく呼ばれ、これまで代々受け継がれてきた伝統手芸です。北京補繍は主に各色な綿布・絹織物から多種多様な図案・模様を切り出し、1つの図案に重ね貼り、それから各色な糸で縫い付ける工芸です。
補繍技術は遼・金の時代から始まり、元の時代に発展が進み、明・清の時代に盛んとなりました。中国の伝統的な刺繍技術と唐の時代の「堆綾」「貼絹」技術が組み合わされて発展してきたもので、天然の植物繊維(綿・麻・糸)を生地として、浮き彫り・編み・刺繍・縫い・重ね貼り・糸引きなどの多種類な技を組み合わせた装飾芸術です。
100年にわたって成長してきた今では、その技術は伝統的な「堆綾」「貼補」のルールと枠を打ち破り、絵画など多くの新しい技法が作り出されました。
現在、北京宮廷補繍の主な伝承地は2箇所あります。1つ目は北京市東城区王府井大街200号工美ビルの中に位置する、最も中国文化の特徴が漂い、権威性が高くて認知度のある「中国工芸美術の第1店舗」です。2つ目は朝陽区東土城路13号金孔雀ビルに位置する北京工美集団有限責任公司工芸品工場です。宮廷補繍の文化的伝承と革新的研究・開発の拠点として無形文化遺産の伝承者工房もここに設置されています。
金孔雀大廈(金孔雀ビル)
所在地:北京市朝陽区東土城路13号金孔雀ビルオフィスエリア2階 紡績研究所
電話番号:+86-10-64294918
バス:123、130番バスに乗って東土城路南口バス停で下車、西方向へ300メートル歩けば着きます。
地下鉄:2号線雍和宮駅のA口を出て、護城河に沿って東方向へ約2キロメートル歩けば着きます。
工美大廈(工美ビル)
所在地:北京市東城区王府井大街200号
電話:+86-10-65233016
バス:41、52、103、120、特11、観光2番の王府井バス停で下車
地下鉄:1号線王府井駅
(情報提供:北京観光サイト(北京旅行網))