11月1日、北京市とデンマークの首都コペンハーゲン市の姉妹都市締結10周年を祝して、北京市人民政府、コペンハーゲン市政府及び駐中国デンマーク王国大使館が共同主催した「北京・コペンハーゲン二都物語:持続可能な未来都市構想」特別展が北京市計画展覧館で開幕した。

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開幕式の現場 写真提供:駐中国デンマーク王国大使館

北京市の隋振江副市長は、北京市にとってコペンハーゲン市は重要な姉妹都市であり、両市は今年、姉妹都市締結10周年という重要な節目を迎えた。今回の展覧会は、双方の持続可能な都市発展に向けた協力推進により得た実りある成果を振り返って総括するほか、両市の成功事例を示し、両市が手を携えて都市ガバナンスの課題に対応し、共に持続可能な発展を推進していきたいという切実な願いを体現し、両市の友情を感じ取れる重要な窓口となるだろうと挨拶を述べた。

駐中国デンマーク大使の馬磊氏(Thomas Moeller)は、コペンハーゲン市と北京市は2008年以来、都市の持続可能な発展に関する取り組みにおいて緊密に協力してきた。北京市通州区の「緑谷」プロジェクトは、両市の「スポンジ都市」建設協力モデルとなり、気候変動対策を共同で模索してきた。馬磊大使は、「北京市とコペンハーゲン市の取り組みは、国境を越えて協力すれば、子孫のためにエコで健康的な、住みやすい、カーボン・ニュートラル都市を建設できることを証明しており、今回の展覧会はこのことを深く認識させるものと信じている。」と挨拶を述べた。

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展覧会の現場 写真提供:駐中国デンマーク王国大使館

今回の展覧会は「生態系にやさしい」、「エコ交通」、「子どもにやさしい」の3つのセクションに分かれており、12月11日まで開催される。