北京798芸術区に隣接する珺塘・文化クリエイティブイノベーションパークが、企業誘致を正式に開始した。パーク内にある北京市初の映画図書館は11月1日に着工し、来年5月に一般開放される予定。

珺塘・文化クリエイティブイノベーションパーク

珺塘・文化クリエイティブイノベーションパークの前身は、約50〜60年の歴史がある大手エレクトロニクス企業の工場である。パークには、デザイン性に長けた工場が点在し、建物の白い外観がパークのシンプルでスタイリッシュな印象をより引き立てている。9月に企業誘致が開始されて以来、パークには複数の科学技術・文化企業が誘致された。また、半年後には君堂-映画図書館が一般公開される予定。

君堂-映画図書館は3000平方メートルの面積を有し、施設は3階建てとなり、書籍展示エリア、自習エリア、こども読書エリア、ビジネス活動エリア、カフェ・軽食エリアなどを備えている。この映画図書館にはさらにフォトスポットとして、映画の世界につながるワームホール回廊や異次元のアトリウムスペース、多次元階段などの時空エリアがデザインされ、利用者に視覚的なインパクトを与える超現実的な空間を構築している。

写真・情報提供：新京報