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2024-03-09  |  

3月6日、750年の歴史を持つ妙応寺の白塔と壁一枚隔てた「白塔書院」が営業を開始した。

オープンした白塔書院

白塔寺東夾道21号院にある白塔書院は、敷地面積1000平方メートル以上。もともと長屋だった21号院は、後に27戸の住民が立ち退きを余儀なくされ、立ち退き後、21号院は単なる修復にとどまらず、元の建築物の特徴をいかして、4つの中庭がある清朝官邸風の建築群へと生まれ変わり、中国の伝統的な殿堂式の建築スタイルが再現された。

白塔書院は、読書・憩いの場、展覧会・ビジネス会議・文化サロン・食事スペースとしての機能を兼ね備えた都市文化施設を目指す。書院では、都市をテーマとした1千冊以上の書籍・絵本、北京風の文化クリエイティブグッズを取り揃えているほか、新鮮で体に良い食材を使った火鍋料理や、オリジナルコーヒー・お茶などのドリンクも提供している。

有名な妙応寺の白塔と壁一枚隔てた白塔書院

読書、文化講座、会議活動に加え、今後、同書院は巧みに配置された建築物の屋内・屋外のレイアウトを活かして、展覧会や文化クリエイティブ芸術品の展示販売、お茶・お酒の品評会といったイベントを開催していく予定だ。

(写真・情報提供:新京報)