故宮の午門では、煌めく古代文明の至宝が見られるほか、複数の大型展覧会が北京で開催されている。早速ピックアップしてご紹介

故宮博物院の午門で2024年最初の三大展覧会が開催

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故宮博物院は、イラン国立博物館やイラン文化遺産・観光・手工芸省、サウジアラビアのアルウラ王立委員会などとの交流・協力の下、2024年早々から3つの展覧会を相次いで開催している。

「歴史との出会い―中国・西アジア古代文明交流展」は1月12日から4月11日にかけて午門正殿展示室で開催される。

「煌めくペルシャ―イラン文化財精華展」は1月12日から4月11日にかけて午門東雁翅楼展示室で開催される。

「アルウラ―アラビア半島の奇跡のオアシス展」は1月6日から3月22日にかけて午門西雁翅楼展示室で開催される。


「北京大運河攬勝図巻」特別展

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同展では北京画院のアーティスト8人が共同で創作した「北京大運河攬勝図」および関連する画稿、写生などの絵画作品が展示されているほか、マルチメディア技術を活用してアーティストたちの創作過程を紹介し、作品の背後にある物語を深く紐解いていき、観覧者に大運河文化の奥深さを感じてもらう。

期間:2023年12月27日~2024年3月24日

場所:北京大運河博物館(首都博物館東館)


「紙上天裁」中国美術館所蔵切り紙芸術展

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中国美術館には現在、館蔵の切り紙が6200組余り・16000点以上ある。同展では、この中から約260点(組)を選りすぐり、3つのユニットに分けて展示している。

期間:1月9日~23日

場所:中国美術館


景徳鎮国際陶磁芸術ビエンナーレ 優秀作品巡回展(in北京)

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同巡回展の作品は、「2021年景徳鎮国際陶磁芸術ビエンナーレ」のなかでも各国・地域から集まった選りすぐりの優秀作品100点(組)で、器や彫刻、インスタレーション、絵画、映像などの異なる技法・形式・作風の陶磁器作品が含まれる。

期間:1月5日~2月25日

場所:中央美術学院美術館


駱駝の鈴音―シルクロード芸術展

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5000平方メートルの超大規模で開催される同展では、500点(組)以上の文化財および現代・当代、ニューメディア芸術作品などの各分野・ジャンルの展示品を公開しており、このうち、各等級の文化財が400点(組)以上、複製洞窟が5基ある。

期間:1月13日〜7月13日

場所:北京民生現代美術館

情報提供:北京市文化・観光局WeChat公式アカウント「文旅北京」