北京市の通州区に位置する「ユニバーサル・北京・リゾート」が、2021年9月20日に正式オープンした。

中国初、アジアで3番目、世界で5番目のユニバーサル・スタジオ・テーマパークとなる「ユニバーサル・北京・リゾート」は現在、その敷地面積がユニバーサル・テーマパークの中で世界最大となっている。当リゾートは、テーマパークのユニバーサル・スタジオ・北京、リゾートホテル2軒やユニバーサル・シティウォークからなっている。中でも、テーマパークのユニバーサル・スタジオ・北京は、7つのテーマエリア、24種類のショーやエンターテイメント施設、37カ所の総合施設、80店舗の飲食店が揃っている。7つのテーマエリアは主要な映画のIPをベースにしており、「ハリー・ポッター」、「カンフー・パンダ」、「トランスフォーマー」、「ジュラシック・ワールド」などのアトラクションを含んでいる。

ユニバーサル・北京・リゾートは現在、北京のサービス業における最大の外資系プロジェクトであり、北京の副都心の文化観光機能を支える重要なプロジェクトである。ユニバーサル・北京・リゾートの完成・開業は、千年の歴史を持つ北京にこれまでとは異なる魅力と趣を与え、北京の文化観光産業の変革モデルともなってる。

ユニバーサル・北京・リゾートは年間1,000万人から1,200万人の来場者を見込んでおり、また、周辺地域に半径5～10kmの波及影響が強いエリアと、半径30kmの間接的影響を及ぼすエリアを形成し、北京における国家級の文化観光と商業の融合発展を目指す産業クラスターの加速的形成に役立つものである。

営業時間：

ユニバーサル・スタジオ・北京（テーマパーク）：9:00～19:00、ユニバーサル・シティウォーク・北京：7:00～23:00。

交通アクセス：

ユニバーサル・北京・リゾートへのアクセス方法は複数あります。

自家用車、タクシー、オンライン配車サービス、観光路線バス、観光バスなどをご利用の場合は、京哈（北京-ハルビン）高速道路の田家府ICまたは六環路の張家湾北ICがユニバーサル・北京・リゾートへの最寄りです。約1万台収容可能な大型駐車場が3カ所あるほか、ニーズに合わせた様々な駐車サービスが利用可能です。

北京市外から、北京首都国際空港、北京大興国際空港、鉄道・北京駅、北京西駅、北京南駅などに到着した場合、ユニバーサル・北京・リゾートまでは地下鉄または都市鉄道でのアクセスが便利です。

地下鉄の場合は「ユニバーサル・北京・リゾート駅」で下車し、B・C・Dいずれかの駅出口から徒歩約7分で、ユニバーサル・シティウォーク・北京の入口にあるセキュリティチェックエリアに到着できます。

路線バスの場合は、589番線とT116番線でユニバーサル・北京・リゾートへ行けます。

また、特別シャトルバスで往復することもできます。国貿、三里屯、三元橋、安貞橋、東直門、西直門、草橋、北京駅などの主要な交通ハブからユニバーサル・北京・リゾート行きのシャトルバスが、7:00～20:40まで運行しています。リゾート周辺の遊覧シャトルバスはリゾートから6km圏内にある主要地下鉄駅、コミュニティ、ホテルをカバーし、7:10～9:30と17:30～21:30の時間帯に約8分おきに運行しています。オンライン予約が可能ですが、予約なしの乗車にも対応しており、リゾートまでスムーズに移動できます。2つのシャトルバスはどちらもユニバーサル・リゾート・バス停留所の1～2番から乗車できます。

チケット情報：

ユニバーサル・シティウォーク・北京はチケットなしで楽しめるエリアです。シティウォークとその周辺の景色を楽しむことができます。

ユニバーサル・スタジオ・北京への入場にはチケットが必要となり、本人確認のため、政府が発行した有効な身分証明書（住民身分証明書、香港・マカオ住民往来内地通行証、台湾住民来往大陸通行証、パスポートなど）の原本を提示する必要があります。テーマパークの入場券は譲渡できず、本人以外のご利用はできません。

また、ユニバーサル・北京・リゾートは11月1日00:00より、「ユニバーサル・スタジオ・北京春冬漫遊券」と「日付指定なしの二回券」の発売を開始します。春冬漫遊券は、およそ6ヶ月の有効期間中にユニバーサル・スタジオ・北京に何度でも入場することができるチケットです（ただし、入園のたびに予約が必要な点にご注意ください）。日付指定なしの二回券は、有効期間内であれば、任意の日付を選んで2回まで入園できるチケットです。チケットの詳細、適用日、予約ルール、変更ポリシーについては、ユニバーサル・北京・リゾートのフリギー（Fliggy）公式旗艦店から確認することができます。