朝陽区の商業地域が2023年にさらに拡大し、年内に10カ所の複合商業施設が完成・オープンする。

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三里屯(写真提供:tuchong.com)

三里屯商圏

「新工体(新工人体育場)」プロジェクト:当該プロジェクトでは、単一建築物であるサッカー場1カ所が地上にそのまま残されるほか、そのほかのエリアでは都市公園や湖ゾーンが整備され、再開発後は20万平方メートル近くの特色あるビジネス空間が新設され、体育場の内外、地上と地下、湖畔エリア、三里屯エリアをカバーする業態の統合と空間の整備が実現する見込みである。

通盈センター・メタバース複合商業施設プロジェクト:北京市初のファッションアイテム、初出店ブランド、革新ビジネスモデルが一堂に集まり、オンラインとオフラインによるハイテク消費体験を一体化した「通盈センター・メタバース複合商業施設プロジェクト」を打ち立てる計画である。

亜奥商圏

DT51プロジェクト:2023年1月6日に正式にオープンしたDT51モールには、選りすぐりの200以上のブランドが出店しており、今後城北エリアから多くのハイクオリティな初店舗や初公開ブランドを導入し、北京北部の都市部に上質で洗練されたライフスタイルを提案する複合型施設を作り上げる計画である。

北苑路商圏

龍湖北苑天街プロジェクト:地下鉄来広営13号線北苑駅に位置するショッピングモールの地下1階から地上6階までのスペースに、理想的な都市生活センターを構築し、今後260ブランドを導入する計画である。当該プロジェクトは北京龍湖不動産有限公司が手掛ける北京で8番目の天街である。

CBD商圏

景祥街商業アップグレードプロジェクト:中航工業ビルの附属建物の西端から瑞賽商務ビルの東端の南郎家園の外壁までがアップグレード対象区域で、街路の長さは200メートル。再開発後はデジタル体験型の商店街となり、奥深い中国文化の雰囲気が漂う洗練された飲食街が誕生するほか、さらにデジタル化された「夜京城(ナイトエコノミーエリア)」商圏として整備される予定。

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CBD朝外商圏(写真提供:vcg.com)

CBD朝外商圏

朝外THE BOX Aプロジェクト:第1期は2023年上半期に運営開始予定で、スポーツ&レクリエーションゾーンには北京初のLEDバスケットコートや1階にある野外スケート場が設置されるほか、屋上庭園が設置される予定。2023年末に運営開始予定の第2期は、アート社交空間MADverseの中国初店舗や、北京初のTSUTAYA BOOKSTORE(蔦屋)なども集結する。将来的に、「THE BOX朝外」はZ世帯の若者向けにサービスを提供する北京のユースパワーを代表するランドマークの形成に重点を置く。

燕莎藍港商圏

莱太・AT9プロジェクト:格調ある、国際的で斬新な「莱太・AT9」都市文化生活スペースへの転換を目指し、第三大使館エリアの商業附属施設を充実させる。

望京商圏

東湖六佰本プロジェクト:六佰本商店街は現在、再開発・アップグレード中で、今後は東湖・歓楽頌に改名され、ビジネスオフィス街となる。東湖地域は今や多国籍企業の本社や研究開発センターの集積地、国家レベルの留学生の起業拠点となっており、国内外の有名企業が次々と入居している。同商店街のアップグレードにより、集積および経済波及効果が十分に発揮され、開放型・多元化・国際化エリアの雰囲気が形成されることが期待される。

ポーリー(保利)広場プロジェクト:オフィス・ビジネス・芸術・科学技術を一体化した都市発展型の活気ある複合施設の建設を目指す。当該プロジェクトはカーボンニュートラルのモデルプロジェクトとして、施工段階・運営段階のいずれにおいてもカーボンニュートラルを実現した。

東壩商圏

東壩万達広場プロジェクト:科学技術・健康・娯楽・ペット・グルメ・ショッピングを一体化した革新的な生活体験センターを作り上げ、フルオープン型のビジネス構造で、洗練された庭園生活の空間を提供する。

(情報提供:新京報)