この頃、「両区」建設1周年成果についての記者会見が北京市大興区で行われた。今年前半、大興区のGDP(国内総生産)は約651億8000万元に達し、前年同期比67.8%増となり、市全体の一位を獲得した。現時点で大興区には計187件の重点プロジェクトが建設中で、その中外資系プロジェクトは32件であり、全体の17%を占めている。

多くの業界トップ企業、先行モデルプロジェクトが続々と入居し、大興区経済の質の高い成長に新たな原動力を注いだ。シノジーンバイオ、北京細胞など7つのプロジェクトが自由貿易エリアで発足し、グローバル臨空経済区のイノベーション発展を活気づけるねらいだ。今年、大興区で一連な高精尖(ハイエンド製品・精密な技術・先進的な科学知識などを有していること)産業プロジェクトがとうとう契約の運びとなり、医薬・ヘルスケア、水素応用、コンピューティング技術、ビッグデータとAIといった最先端な業界が含まれ、これからの3年間で100億元以上の生産高が実現される見通しだという。

大興区は「両区」建設に焦点を当て、美しくて開放的で活力のみなぎる新たなハブを構築していく。第14次五カ年計画期間中、大興区は北京中日イノベーション提携示範区ならびにバイオ医薬産業基地という2つの先進プラットフォームを構築する見込みで、国家新メディア産業基地の現代サービスによる開放化・集積効果を大いに期待し、大興国際水素エネルギー示範区の発展に全力を尽くし、「CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラルに取り組む」ために貢献する構えだ。

(情報提供:人民網)