北京証券取引所において取引権限が付与された口座数は2023年末時点で696万700口座に達しており、うち2023年通年の新規口座開設数は156万口座を超えている。

投資家数を拡大し、潜在投資家と口座開設済みの投資家の誘致を強化することは、北京証券取引所の改革と発展を左右する重要な要素だ。北京証券取引所が設立2周年を迎えた2023年9月1日、中国証券監督管理委員会は「質の高い北京証券取引所の建設に関する意見」を発表し、北京証券取引所の投資家管理の適切性を確保することが盛り込まれている。また、北京証券取引所が改訂した「投資家適切性管理弁法」によると、ハイテク企業向けの株式市場「科創板」の取引権限が付与された投資家が、北京証券取引所の取引権限を申請する際の各証券会社による投資家の証券資産および取引経験に対する検証や知識評価が廃止され、投資家がリスク説明書にサインした後、北京証券取引所の取引権限が付与されるようになった。

（情報提供：北京日報）