園区の名称：中関村科学技術園区順義園

所属区：順義区　

園区の住所：北京市順義区白馬路高麗営段9号　

園区の紹介：中関村順義園は2012年10月に承認を受け設立され、計画面積が12.08平方キロメートルだ。2014年12月、順義区は経済機能区の統合を実施し、科学技術革新産業機能区を設立し、計画面積が13.32平方キロメートルで、中関村順義園管理委員会は科学技術革新産業機能区管理委員会の役割を果たすようになった。現在、産業団地の利用できる土地は163ヘクタール、利用できるオフィス資源は17万平方メートルとなった。

中関村順義園は「首都革新駆動発展最前線陣地（イノベーション発展の最先端の場所）、北京科学技術成果転化及び産業化承載地（テクノロジー成果の実用化・産業化を支援する地域）、順義製造業質の高い発展示範区」を目指し、順義区の「3+4+1」という高精尖（ハイレベル・精密・先端的）産業の新しい構造を基準とし、新エネルギースマート自動車、第三世代半導体、航空宇宙飛行という三大革新型産業クラスターの発展に焦点を当て、次世代の情報技術、ハイエンド装備製造、バイオ医薬とビッグ・ヘルスなどの戦略的新興産業を重点的に育成している。

新エネルギースマート自動車産業は急速に発展している。中関村順義園は北京ベンツ・新エネルギー、車和家情報技術、図森未来（TuSimple）などを代表とする新エネルギースマート自動車のトップ企業を相次いで導入し、新エネルギーとインテリジェントコネクテッド自動車の産業チェーンが日増しに改善され、インテリジェントコネクテッド自動車関連のチップ、電子、5G通信、高精度地図などの産業の融合・発展を牽引している。12キロ開放式全景道路は正式に北京市初の自動運転試験道路に指定され、300ムー（約200000平方メートル）の順創全閉鎖無人運転試験場を投入して、滴滴（ディディ）、百度（バイドゥ）、美団などのインテリジェントコネクテッド自動車の発展に力を注ぐトップ企業を引きつけ、パークの中で試験が行われている。第三世代半導体産業の生態は全面的に構築されている。中関村順義園は中関村管理委員会と共同で「中関村順義園第三代半導体など先端半導体産業のイノベーション発展を促進するための若干の措置」を発表した。総面積7万平方メートル、国内初の全産業チェーンに焦点を当てた第三世代半導体材料と応用・革新基地を建設し、国内のトップ企業と研究機関120社を集約した第三世代半導体産業技術革新戦略連盟を設立し、技術部に国家レベルの共同空間と認定された第三世代半導体共同創新インキュベーターセンターを育成し、20万平方メートルの第三世代半導体標準化工場を建設し、50億規模の第三世代半導体産業投資基金を率先して設立した。また、ガリウム族科学技術、泰科天潤、中電科光電本部、集力成などの重要産業プロジェクトを導入・備蓄していた。航空宇宙産業は絶えず向上している。航空産業において、1997ムー（約1.33平方キロメートル）の中航産業園に依拠して、中航工業及び中航発動機（エンジン）研究院の産業化配置を積極的に推進し、中航複材、中航新大洲、安達維爾などのプロジェクトが相次いで執行・建設され、コアテクノロジーの研究開発から肝心な部品製造までの産業体系を形成している。宇宙産業においては、航空科学技術五院の科学技術と産業資源の優位性を発揮し、218ムー（約14万5333.3平方メートル）の宇宙飛行産業園の建設を開始すると同時に、ナビゲーション制御と衛星応用をめぐって、産業プロジェクトの導入を加速させた。中国兵器ナビゲーションとコントロール産業基地などのプロジェクトが相次いで契約完了し、地理情報産業園の正元地理、中国科学星図などと共に順義空天ビッグデータの応用シーンと産業クラスターを構築する。

産業団地に参入した企業は、北京市、中関村国家自主的革新示範区と順義区が出す多重優遇政策を重ねて享受することができる。北京市の政策には科学技術型中小企業のイノベーション資金管理方法、文化創意産業の担保資金管理方法、本社企業が北京における事業発展促進の若干の規定実施方法などが含まれている。中関村の国家自主的革新示範区の政策には、中関村の「1+4」の先行試行政策と「新四条」政策などが含まれている。順義区の政策には、参入企業の発展を促進するための支援方法、重大産業プロジェクトの発展を方向を定めて促進するための支援策、企業の上場活動を推進する方法、「揺籃（ゆりかご）計画」支持政策細則などが取り上げられる。

管理委員会の名称：中関村科学技術園区順義園管理委員会

管理委員会の担当者：沈楽儀

管理委員会の連絡先：86-10-69499703