「在中国外交官の北京ツアー」初イベント、北京経済技術開発区で成功裏に開催

japanese.beijing.gov.cn
2024-03-31

「在中国外交官の北京ツアー」初イベントが2024年3月28日、北京経済技術開発区で成功裏に開催された。エチオピア、アメリカ、ドイツ、日本、インドネシア、シンガポール、南アフリカ、キューバなど、23カ国の在中国大使館から41人の外交官がイベントに参加した。

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イベントで、在中国外交官は無人の自動運転車に乗って移動した。イマーム(Tefera Derbew Yimam)在中国エチオピア大使を始めとする外交官らは北京の自動運転車の技術研究開発、生産・製造、市場普及などを高く評価した。

次に、京東(ジンドン)グループの本部を訪れた在中国外交官らは、京東のアジア1号全自動物流センターの稼働状況を視察し、京東モールで一番人気の高い外国ブランド及び売上状況について理解を深めた。

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また、ポニーAI(Pony.ai)、北京軟体ロボット科技股份有限公司(SRT)、北京唯邁医療設備有限公司(WeMed)、通用電気医療系統有限公司(GEヘルスケア)、匯龍森国際企業インキュベーション(北京)有限公司など、科学技術イノベーション企業5社が在中国外交官に協力プロジェクトについて紹介した。

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在中国スロバキア大使館のマルティナ(Martina)商務官は、国内ハイレベル訪問チームのイベントの一部を経済開発区の京東グループ、ポニーAIなどの企業で実施したい意向を示した。

在中国メキシコ大使館の董浩天(Hector J. Dorbecker H)経済事務参事官は、北京の自動運転車分野の発展に非常に注目しており、今回のイベントをきっかけにポニーAIなどの企業とつながりを持ち、協力チャンスについて今後協議したいと述べた。

在中国アメリカ大使館のウィリアム・ホープ(William Hope)経済事務官、在中国ブルガリア大使館アンゲル(Angel)領事処長らは、北京軟体ロボット科技股份有限公司(SRT)の独創的商品である「ソフトグリッパーロボット」に感銘を受け、今後の協力の方向性について検討したいと述べた。

在中国トルコ大使館のアタカン・オズデミール(Atakan Mert Ozdemir)商務参事官は、トルコ側との協力プロジェクトについて、匯龍森国際企業インキュベーションパークの担当者と情報を交換した。メキシコ在中国大使館のヘクター・ドールベッカー(Hector J. Dorbecker H)経済事務参事官は、近いうちに匯龍森国際企業インキュベーションパークを訪問し、パークの企業サービス状況について理解を深めたいと述べた。

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イベントに参加した在中国外交官らは、2024年の「在中国外交官の北京ツアー」初イベントは大使館の商務官が経済貿易活動を展開するうえで役立ち、中国と外国との互恵・協力を深める大きな可能性があり、今後、経済貿易、科学技術、文化などの分野に及ぶ様々な見学・訪問イベントをより多く展開してほしいと、期待を示した。

また今年は、中関村国家自主イノベーションモデル区、副都心、首鋼パークなどで、「在中国外交官の北京ツアー」シリーズイベントをさらに4回開催する予定だという。