9月1日から、北京医療保険個人口座の資金の利用範囲が限定される。今年12月1日から、家族(北京の医療保険に加入することが条件)の医療保険が共同で利用できるようになる。

対象者:家族共済に兄弟姉妹は含まれない

9月1日から、雇用者が納付する基本医療保険料はすべて統一計画基金に計上し、在職中の従業員が納付する基本医療保険料はすべて個人口座に計上し、個人口座の資金は特別資金専用として使われる。

9月1日までに医療保険専用の通帳に振り込まれた個人口座の資金は、加入者が今後いつでも引き出して利用できる。市民は急いで銀行に現金を引き出しに行く必要はない。

北京市は9月1日以降、個人口座にある金額を本人の医療保険費用の支払いに充てるほか、家族(配偶者、両親、子供)かつ北京医療保険加入者が、個人口座の資金を共同で利用できる「外来共済」を導入する。

加入者は10月15日から、北京医療保険公共サービスプラットフォーム(https://fw.ybj.beijing.gov.cn/hallEnter/#/index)、北京市医療保障局の公式サイト(http://ybj.beijing.gov.cn/)、又は各区の取扱機関の窓口を通じて共同利用の届出を行うことができる。登録されると、2022年12月1日から、個人口座の資金を共同で利用できるようになる。

注意:指定医療機関や指定小売薬局で加入者の個人口座を利用する場合、まず本人の個人口座の資金を使い切ってから、登録の順番に従って他人の口座資金を使用する流れとなる。

利用場面1:指定機関で医療費を支払う時。

指定医療機関又は指定小売薬局で発生した加入者の医療費(通院、薬の購入、医療器材、医療用消耗品などの費用を含む)を支給する。

利用場面2:12月1日から、医療保険の個人口座の資金は、本人と共済対象者が北京市都市・農村住民基本医療保険と長期看護保険に加入するための費用の支払いに充てることができる。

利用場面3:「北京普恵健康保」に加入する時。

利用場面4:北京市外の地域で受診する時。

(情報提供:新京報)