中国ジャイアントパンダ保護研究センターは、北京に初めて基地を設けることを決定し、それに関する協力文書がこのほど調印された。 

中国ジャイアントパンダ保護研究センターはこれまでに四川省の臥龍、都江堰、雅安の3カ所に基地を設置している。北京に建設予定の基地は南西部の郊外に位置し、敷地面積は133ヘクタール以上に上る。着工は年内で、2024年末までに運営を開始する予定だ。北京の科学技術や人材などの優位性を活かし、パンダの繁殖、研究、保護教育を一体化した拠点となる。