3月7日、北京市社会保険基金管理センター、北京市医療保険事務管理センターが共同発表された公告によると、2022年内に社会保険に加入し、かつ1ヶ月以上の正常な納付記録がある保険加入者は、4月から複数なルートを通じて電子版『2022年度北京市社会保険個人納付情報明細書』を照会できることが明らかになった。
4月1日から、保険加入者は北京市社会保険権益照会サービスサイト(http://fuwu.rsj.beijing.gov.cn/bjdkhy/ggfw/)、「北京人社」アプリとWechat公式アカウント、「北京通」アプリと支付宝、Wechat、百度アプリの「北京通」ミニプログラム、北京市の各社会保険取扱機関内のセルフサービス端末を通じて、2022年度社会保険明細書を照会・印刷することができる。
また、加入者は銀行を通して照会することも可能だ。2023年には、北京エリアでの工商銀行、建設銀行、北京銀行、光大銀行のすべての営業店のセルフサービス端末千台余り、および工商銀行、北京銀行、光大銀行、招商銀行の銀行アプリなど、複数の銀行の照会ルートが新たに追加された。
保険加入者は電子版の明細書を受け取った後、2022年度の個人の納付状況が本人の実態と一致しているかどうかを注意をする必要がある。また保険加入者が関連内容に異議がある場合、所属する雇用先の確認を経て、2023年10月31日までに、雇用先により明細書を持参の上所属の社会保険取扱(代理)機関および医療保険取扱機関で確認・処理することも可能である。保険加入者と所属する雇用先との間に納付基数について紛争がある場合、保険加入者は速やかに所属する社会保険取扱(代理)機関および医療保険取扱機関に苦情を申し立て、通報するものとする。
北京市は社会保険明細書の郵送、電子メール知らせの方法を今までどおりに維持している。加入者が紙の明細書を郵送する必要がある場合や、電子メールで明細書を受け取りたい場合は、3月31日までに申請を行う必要がある。申請方法は2通りあり、一つは保険加入者が所属する雇用先に申請を提出し、雇用先により社会保険取扱機関に変更を申告することで申請を行える。もう一つは、保険加入者が北京市社会保険オンラインサービスプラットフォーム(http://rsj.beijing.gov.cn/csibiz/)にログインし、「职工个人业务(従業員個人業務)」コーナーをクリック後、「申报业务管理(申告業務管理)」ツールの下で「参保人变更个人信息(保険加入者の個人情報変更)」を選択して、明細書受取方法を自ら選択することで申請を行える。
社会保険明細書の受取方法について電子メール受取を選んだ加入者は、5月1日以降、社会保険情報に登録されたメールアドレスで2022年度の明細書情報を照合・印刷することができる。また、受取方法を郵送に選んだ加入者は、5月末までに紙版の社会保険明細書を順次に受け取られる。
注意:2022年、北京市は段階的な社会保険料の納付猶予政策を実施し、保険加入者の所属する雇用先が社会保険の納付猶予を申請した場合、社会保険明細書上の雇用先納付の部分が空白になる可能性がある。
(情報提供:北京日報)