4月12日、北京市政府外事弁公室と順義区の招きに応じて、49カ国56名の外国人記者が中独産業パーク(中徳産業園)、国家対外文化貿易基地、牛欄山酒造所、北京国際鮮花港を訪問した。これにより、北京市の重要産業機能区、臨空経済、文化貿易などの革新的協力と文化交流を促進し、国際協力と企業の「請進来(誘致)」「走出去(海外進出)」を推進した。

活動の現場(写真提供:北京市政府外事弁公室)
国家対外文化貿易基地では、外国人記者が建築模型の前で全体の状況について説明を聞き取った。デジタル敦煌展と樂石文化財修復センターに入り、ここでの文化と科学技術の深い融合を体験し、文化産業の国際協力を促進するために現代技術を取り入れた総合的な文化財修復のコンセプトを理解した。
北京中独産業パークは「経済・技術協力」をテーマとする中国初の国家レベルの中独協力パークである。国際的かつ市場志向の運営チームと強い国際的な雰囲気により、ドイツ企業にとって中国での発展の「楽園」となっている。外国人記者たちは中独ビル(中徳大厦)でパークの建設と発展について説明を聞き取り、ボッシュインダストリー4.0イノベーションセンターを見学し、ここの良好なビジネス環境と様々なサービス措置を賞賛した。
牛欄山酒造所では、外国人記者たちは酒造所の文化苑に入り、酒文化博物館を見学し、牛欄山二鍋頭の醸造技術や北京の伝統白酒が海外に進出するまでの道のりについて学んだ。
世界中から集まった様々な花々が競って咲いている北京国際鮮花港では、外国人記者は国際交流の話を聞きながら、その美しさを記録した。
ジャマイカの「ニュース・トゥデイ」ニュースネットワークの記者は「国家対外文化貿易基地で文化財の修復の高い技術を目の当たりにして衝撃を受け、北京市が文化や文化財を重視し、その保護に取り組むことを実感じた」と述べた。
バングラデシュの新聞「バングラデシュ・トゥデイ(The Bangladesh Today)」の記者は「北京中独産業パークが印象的だった。北京市のビジネス環境が非常に良く、新型コロナウイルス感染症の収束後、技術革新や経済復興が非常に早かった」と述べた。同時に、街中のいたるところにバイリンガルのマークがあり、外国人にとっても安心できる環境である。
エリトリアの新聞「エリトリアイマージュ」の編集長は「北京中独産業パークは国際協力のモデルである。牛欄山酒造所で中国の酒文化の歴史と、絶え間ない企業の発展について学んだ。伝統的な技術を守りながら、新しい製品を開発し続けることはとても大切なことだ」と述べた。
インドの新聞「ムンバイ・メッセンジャー(Mumbai Messenger)」の編集長は「国際文化交流が盛んな北京国際鮮花港で様々な国や種類の花や蝶を見た。ここで自国の国蝶と写真を撮ることができたのはとてもうれしかった」と述べ、「ここでのすべてを自国に伝えていく」と付け加えた。
北京市人民政府外事弁公室が企画する「外国人記者を北京に招く」シリーズ訪問イベントは、新時代の首都の発展、「五子の連動(国際科学技術イノベーションの建設、『両区』建設の推進、グローバルデジタル経済のベンチマーク都市の構築、供給側の構造改革による新需要の創出、北京・天津・河北の協同発展の推進)」の発展新パターンへの取り込み、そして北京のビジネス環境の最適化と各区の発展の重点に注目し、見学・訪問と没入型体験を組み合わせた形で、外国人記者を北京に招き、北京の経済活力を全面的にアピールすることによって、経済の回復・発展に有利な外部環境を作り、北京の質の高い発展に貢献するということである。
(情報提供:北京市人民政府外事弁公室公式サイト)