北京市では、第1四半期の市場の総消費、サービス消費、社会消費財の小売総額が2019年よりそれぞれ14.7%、25.6%、2.8%増加した。社会消費財の小売総額の伸び率は前年第4四半期より13.5ポイントと大幅に上昇し、伸び幅は全国より5ポイント上回った。第1四半期には、重点商圏の客数が延べ5.3億人、来訪観光客数が延べ5,790万人に達し、いずれも前年同期比1割超増加した。

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(写真提供:vcg.com)

「メーデー」の連休が近づくと、北京消費シーズンには、一連の消費促進イベントが開催される。4月28日から5月1日にかけて、北京自動車販売フェスティバルが金港汽車公園で、4月29日から5月3日にかけて、「国有企業消費シーズン」が首鋼園会議展覧センターで、4月29日から5月1日にかけて、「北京クラフトビールフェスティバル」が首鋼園でそれぞれ開催される予定である。

連休期間中、市内の公園では花卉の展示や民俗体験など28項目のテーマ文化イベントが開催される。国家植物園では「第1回桃花観賞シーズン・世界名花展」が、円明園遺跡公園ではドラマ聖地巡礼イベントが、順義オリンピック水上公園ではピエロカーニバルイベントが、懐柔雁栖湖ではカーニバルイベントがそれぞれ開催される予定である。また、房山区や昌平区では、長距離ウォーキング大会、サイクリングチャレンジ大会、エクストリームスポーツカーニバルなどのイベントの開催が予定されている。

このほか、昌平区居庸関の夜長城イベント、平谷区の夜遊びイベント、密雲区の「潮河埠頭3.0版」イベントなどが4月末に開幕し、ナイトタイムエコノミーの新たなシーンが生み出される。

(情報提供:北京日報)