
(写真提供:vcg.com)
「北京普惠健康保(健康保険)」は、適用範囲を縮めないという原則に基づき、現行の特別薬品およびその適応症を更新・アップグレードし、国内外の特別薬品の種類と適用範囲をさらに拡大する。
(一)国内特別薬品のアップグレード
1.既存リストにある医療保険適用範囲内の薬品を残す
国内特別薬品リストの14種類の薬品(イブランス、ベベネクレクスタ、アドセトリス、カドサイラ、Savolitinib、カイプロリス、エベロリムス、エルビタックス、アバスチン、メキニスト、タフィンラー、アイルイカン(Dalpicicilib)、アイルイエン(レズビルタミド )、ローブレナ)がすでに医療保険適用範囲に組み込まれており、2種類の薬品(リムパーザ、バイゼイアン(チスレリズマブ))は一部の適応症がすでに医療保険適用範囲内にあるため、特別薬品リストに残されている。
2.既存リストの一部薬品の適応症を拡大
国内特別薬品リストには、バイゼイアン(チスレリズマブ)とオプジーボの2つの薬品が新たな適応症を承認され、原則に適う適応症も新たに追加される。
3.国内特別薬品の数量を増加
市内での発生率の高い腫瘍の治療薬に焦点を当て、全治療期間および全ターゲット治療を全面的にカバーする原則に従い、新たに8種類の薬品(インタルイ(Linperlisib)、アイルイリ(Adebrelimab SHR-1316)、ヴァイトラックビ、ニュベクオ、カルクエンス、エンハーツ、カイリロン(リボシクリブ)、ポライビー)を国内特別薬品リストに追加する。これらの薬品は、主に肺がん、固形がん、前立腺がん、リンパ腫、乳がんの治療に用いられる。
(二)海外特別薬品のアップグレード
1.最新の治療ガイドラインに基づいて海外薬品リストにおける薬品の一部発生率の高いがんの適応症を調整
最新の治療ガイドラインに基づいて、エンハーツ(Enhertu)およびレットヴィモ(Retsevmo)の2つの薬品の適応症を調整する。
2.最新の治療ガイドラインに基づいて海外薬品リストの一部薬品の商品名と一般名を調整
海外特別薬品のTienam(一般名:Recarbrio/锐可博)の商品名と一般名を、Recarbrio(一般名:imipenem /cilastatin/ relebactam)に調整する。
(三)2023年度「北京普惠健康保」における特別薬品の新たな適用範囲は2023年1月1日に遡及して適用される。
「北京普惠健康保」の新たな特別薬品リストは、2023年5月5日(金曜日)から正式に実施され、2023年1月1日から5月4日までに同リストの適用範囲内の保障責任が発生し、給付金が支払われていない場合、被保険者は遡及補償を請求することができる。
(情報提供:「北京普惠健康保」公式WeChatアカウント)