今月18日0時37分、旅客約400人を乗せた中国ラオス鉄道の観光列車・Y445号が北京駅からラオスに向かって出発した。これは北京とラオスを結ぶ今年1本目の国際観光列車となる。

中国鉄道旅行社集団の責任者によると、Y445号には「国内観光列車+国際観光列車」のスタイルが採用され、旅客は15日間の日程で、中国とラオスの文化融合の魅力をじっくりと体験することができる。国内観光では、湖南省張家界や雲南省昆明、四川省成都といった人気観光スポットを巡ることができ、中国ラオス鉄道に乗って、ラオス入りしてからは、ビエンチャンにある凱旋門・アヌサーワリー・パトゥーサイやルアンパバーン大皇宮、プーシーの丘などを巡ることができる。

中・高齢者の旅客が多いことを考慮し、中国鉄道旅行社集団は特別に調理チームを同行するように手配し、中国北方エリアの中・高齢者好みのバラエティーに富んだ料理を提供する。また、テーブルゲームやカラオケなどを楽しむことができるようにもなっており、楽しい旅を満喫できるよう企画されている。さらに医療スタッフ2人も同行し、救命用具や医薬品も準備されている。