北京市気象局は20日、同市は今月13日に正式に春入りしたと発表した。北京の例年の春入りの平均(1991—2020年)は3月26日であるため、今年は13日早い春入りとなった。

中国の気象業界基準「気候季節区分」(GB/T 42074-2022)の規定によると、移動平均法による気温の時系列データが5日連続で10度以上となった場合、それに対応するその年の気温時系列データのうち気温が最初に10度を上回った日を春入りの日にすると定めている。

今月15日から19日までの5日連続で、北京南郊観象台(観測所)の移動平均法による気温の時系列データが10度以上となった。今年の気温時系列データのうち気温が最初に10度を上回ったのは、今月13日(11.1度)だったため、その日に春入りしたと判断された。これにより今年は例年より13日も早い春入りとなった。