北京市市場監督管理局が推薦した「北京フィンテック産業連盟金融分野ESGデータ評価サービス標準化試行」がこのほど、中国初となる金融分野のESGデータ評価サービスに的を絞った試行事業として、北京で実施されることが決定した。

ESGとは、環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの領域から企業経営の持続可能性および社会的価値観への影響を評価する指標である。ESGの理念は企業に対し、生態環境保護の重視、社会的責任の履行、ガバナンスレベルの向上の必要性を強調している。ESGの理念の実践は、国家戦略を推進し、持続可能な発展の実現を図る上で非常に重要な意義がある。

試行事業の実施により、ESGサービスエコシステムの形成、資源の共有と配置の最適化、市場革新と規模拡大、関係者によるリスクの共同負担と危機対応を促し、北京市におけるグリーンファイナンスの集積地、世界のグリーンファイナンスおよび持続可能な金融センターの建設を後押ししていく。

(情報提供:新京報)