未来科学城初の「オールグリーン電力」パークが誕生

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2024-04-09

グリーン電力取引市場からグリーン電力とグリーン電力証書を購入し、屋上太陽光発電システムで発電し、シャトルバスを純電気バスに切り換えるなどの取り組みを進めている未来科学城に、初の「オールグリーン電力」パークが誕生した。

国家電網未来科学城パークは、未来科学城の「エネルギーバレー」に位置し、科学研究施設やオフィスの完全グリーン電力化を実現している。現在までに、同パークは1607万2000kWhのグリーン電力と2万270枚のグリーン電力証書を購入し、間接的に1万5000トン以上の原料炭消費量と3万トン以上の二酸化炭素排出量を削減している。

グリーン電力やグリーン電力証書を購入するだけでなく、同パークは日常的な節電や屋上発電によって省エネ・二酸化炭素削減を実現している。2018年以降、同パークは通勤用シャトルバスを純電気バスに順次切り換え、昨年には100%純電気バスによる運行に切り換え、その結果、数年間で累積135トンの二酸化炭素を削減した。

今年、未来科学城には、効率的なエネルギー利用と低炭素化を実現するパークが増える見込みだ。そのうち、国家原子力発電研究・イノベーション基地プロジェクト(未来科学城)では、スマートエネルギーの利用シーンを統合した低炭素パークを試験的に建設する。

(情報提供:北京日報アプリ)