7月20日の北京動物園内、パンダたちが珍しそうに近寄るのは、飼育員が用意した氷や果物の盛り合わせによる「アフタヌーンティー」のセット。「冷房・アイス・スイカ」という猛暑対策の“三種の神器”はもはや人間だけのものではないのだ。

氷と果物をほおばるジャイアントパンダ(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

関係者によると、北京動物園は動物の夏バテ防止のため、11種類の果物を用意し、一日当たり825.8キロほど(そのうちスイカは約396キロぐらい)が消費されるという。

りんごをかじるジャイアントパンダ(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

また、動物運動場の全域にはシャワー設備が十分に設置され、毎日定時に涼をとるためのシャワーが散布される。ゾウやサイの運動場にはセンサー付きのシャワーシステムも整えられた。池、シャワー、泥場という三拍子が出揃って、動物たちもこの夏を快適に過ごせそうだ。

ミストシャワーを浴びながらくつろぐパンダ(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

スイカのごちそうに興味津々のレッサーパンダ(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

スイカをたらふく食べるシロクマ(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

サイにスイカをあげる飼育員(撮影:新京報記者 侯少卿・ 張璐)

(情報提供:新京報)