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2022-09-16  |  

このほど、北京市平谷区の黄松峪ダムで傘のような生物が見つかった。体は透明で、コインほどのサイズしかない。暫定的な観察結果から、「水中パンダ」と呼ばれるマミズクラゲであることが確認された。これは南部の水を北部に引く「南水北調」という通水プロジェクトを行ったことがない北京の地元のダムで初めて見つかったマミズクラゲだという。

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マミズクラゲは世界でも大変珍しい生物であり、水質に敏感で、通常は水質の良い河川、湖に生息する。生きたままの姿は滅多に見られることはなく、出現期間も短いため神出鬼没の存在である。

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近年、黄松峪ダムの水環境整備事業の推進により、ダムの水質が改善され、マミズクラゲの生育環境を整えた。

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この体の構造が単純な生物は、黄松峪ダムの水環境整備事業の成果を証明している。

(写真・情報提供:北京平谷区メディアコンバージェンスセンター)