北京のタクシー [tuchong.comより]
北京にはタクシーが約7万台あり、その価格も合理的で、管理もしっかりされています。利用者は簡単にタクシーを拾うことができます。現代自動車のイーランドとソナタが北京タクシーの主要車種であり、フォルクスワーゲンのチェダとシトロエンの富康のタクシーもあります。多くの中国都市と同じように、北京も新エネルギー車タクシーの普及に力を入れており、2020年末までに北京のEVタクシーの台数が2万台に達すると見込まれています。
北京のタクシーの見た目は鮮やかで、車体が一般的に黄色、紺色、緑や紫色です。正規のタクシーはすべて統一的に規定された行灯を取り付けています。行灯には2種類あり、一般タクシーの行灯の正面に「北京」あるいは会社略称が印刷されており、行灯に印刷された文字がドアマークと一致しています。もう1つは行灯に「模範タクシー」という文字が印刷されています。タクシー車内のコンソールの上にメーターが置かれ、フロントガラスの上部中央に緑色の三角形の偽造防止電子タグが取り付けら、助手席の前の台にはタクシー会社のサービス監督電話が付いているサービス監督カードが取り付けられています。これらのアイテムがないタクシーは、不法営業タクシーである可能性があります。このようなタクシーですと、運転者から声をかけられても断るべきです。北京のタクシー運転手は親切ですが、英語が話せないかもしれませんので、目的地を中国語で書いたり印刷したりしておくのが望ましいです。
北京のタクシー料金基準
初乗り料金(3 kmまで)は13元で、距離料金(3km以降)は1km当たり2.3元になります。
燃料サーチャージ:1回あたり1元(EVタクシーを含まず)
片道料金:利用者の都合により、タクシーを待機させる場合、あるいは道路条件の制約により時速12kmを下回った場合は、朝夕のラッシュ時に5分ごとに2kmの料金相当額(片道料金を含まず)、それ以外の時間帯に5分ごとに1kmの料金相当額(片道料金を含まず)が加算されます。15km以上の行程を片道で利用した場合、基本料金の50%割増になり、往復で利用した場合(始点と終点が2キロ(2キロを含む)の范囲内に限る)は割増運賃が加算されません。
予約配車サービス料金:4時間以上前に予約した場合は6元、4時間未満前に予約した場合は5元になります。
深夜割増料金:23時(23時を含む)~翌日5時(5時を含まず)に利用する場合は、基本料金の20%割増になります。
相乗り料金:相乗りで走行した行程について、相乗りでない場合の支払うべき金額の60%を支払います。
注意事項
朝ラッシュは7時(7時を含む)から9時(9時を含まず)までです。夜ラッシュは17時(17時を含む)から19時(19時を含まず)までです。
タクシーの距離料金は500mごとに、待機時間料金は2.5分ごとに計算されます。タクシーの料金決済は人民元単位で、元以下の場合は四捨五入します。
道路通行料、橋梁通行料は利用客が負担します。