japanese.beijing.gov.cn
2023-04-04  |  

近日、北京の一部の地下鉄駅に自動販売車など便利なフードトラックが登場し、市民向けにに朝食や軽食を提供している。自動販売車が販売する朝食の値段は店で食べる際の値段とほぼ同じくらいで、とても人気がある。

北京地下鉄は、お出かけ中の乗客の食事のニーズに対応するため、マクドナルド、ローソン、好適口などのフードチェーン店を導入することによって、異なる顧客層向けに中式と洋式の軽食を提供している。現在、北京地下鉄7号線の双井駅ではフードトラック・サービスを提供している。6号線の青年路、朝陽門駅及び昌平線西二旗駅など合計20駅ではフードトラックが次々と増設され、1号線の永安里などの4駅ではマクドナルドの食品セルフベンダーが増設され、昌平線の清河小営橋駅では好適口の饅頭店が開設されている。

图片1(北京日报).png

自動フードトラック。(写真提供:北京日報

图片2(新京报).png

乗客がスマホでQRコードをスキャンして朝食を購入している。(写真提供:新京報

調べによると、自動フードトラックの使用方法はわりと簡単で、一般レストランのセルフオーダーシステムと似ており、スマホでトラックに貼られたQRコードをスキャンすると、注文ページが現れ、この時間に提供される朝食の種類が確認できる。現在、朝食の時間帯では、豆乳やコーヒー、油条(中華揚げパン)、ハンバーガー、お粥などを含む、ABCDの4種類の朝食セットがあり、値段は12.5元から20.5元までで、店で食べる価格とほぼ同じ値段である。支払いが終わると、対応するセット番号のついたフードトラックのドアが開き、乗客は自分で食品を取り出すだけでよい。

图片3(新京报).png

自動フードトラックが販売する朝食は、温かさを保つため、密封包装を採用している。(写真提供:新京報

現在、自動フードトラックの横にはガイドサービススタッフが数人配置しており、乗客に購入方法を教えている。朝食のほか、自動フードトラックは昼食と夕食も提供可能である。次のステップとして、乗客が購入パターンに慣れた後、無人の営業に完全に切り替える可能性もある。

また、乗客に注意してもらう必要があるのは、地下鉄の車内では食事が禁止されているため、駅を出てから食事をすることをお勧めする。そのため、フードトラックにも「駅内での食事は禁止」「車両内での食事は禁止」などの相応する注意が書かれている。

2023年初め、北京地下鉄の一部の駅では乗客のための店舗が増設され、乗客のニーズを的確に対応し、乗客の交通体験を向上させた。

(情報提供:北京日報、新京報)