2009年から現在までに、北京市朝陽区は「鳳凰計画」によって中国国内外から1000人近くの高度人材を誘致した。今後、朝陽区は3000人のリーダー人材の誘致・支援を図り、10,000人規模の優秀な人材の育成に取り組む。
人工知能技術会社の「格霊深瞳」を例に挙げると、同社はシリコンバレーから帰国したトップ人材によって設立され、わずか9年で上場企業に成長した。これも朝陽区の人材事業部門の支援あってこそのものだ。
新型コロナウイルス感染症の影響で、国境を超えた人材流動は難しくなっている。北京市・区級の複数部門による支援の下、同社は人材誘致の「グリーンルート(優遇措置)」を通じて、研究開発分野における外国籍の中核人材を中国へ誘致し、就労に導いた。
2009年以来、「鳳凰計画」によってユニコーン企業8社を育成し、上場企業合計70社以上、「専精特新」企業(専門性があり、精巧な技術力を持ち、独自性に優れ、革新力の高い中小企業)61社を支援してきた朝陽区は、「格霊深瞳」の前に、6社の上場支援を行い成功に導いた。
(情報提供:新京報)