先日、北京市朝陽区・三里屯街道(エリア)による国際青年人材イノベーションランキングが初公表され、青年30人が選ばれた。

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三里屯(写真提供:vcg.com)

三里屯は数々の在中国大使館が所在する場所で、北京のコア商業圏でもあり、オフィスビルやショッピングモールが林立している。三里屯街道の責任者によると、三里屯の人流は毎日10万から15万人で、そのうちの大半は若者だという。そのため、三里屯街道は三里屯国際イノベーション地域環境システムの整備を加速しており、グローバルなイノベーション・起業及び青年間の交流のためのプラットフォームの構築を進めている。

「2022三里屯国際青年人材イノベーションランキング」に選ばれた優秀な青年代表30人は、三里屯で起業した人や、三里屯に定着する意向のある企業責任者が大半を占めている。国際消費、文化クリエイティブ、デジタル経済の3つは今回のイノベーションランキングの重点分野となっている。

「2022三里屯国際青年イノベーション発展報告」も同時に公開された。それによると、三里屯地域に勤務する人のうち、18歳から34歳の人口割合は52.74%で、成長型人口構造であることから、イノベーション活力を備えているという。また彼らが従事する職種は多種多様で、その多くはデザイナー、歌手、音楽プロデューサーなどのクリエーティブな仕事をしている。

今後、三里屯街道は在中国大使館、各国の商工会議所、一流投資機構、グローバル起業家などのイノベーションに熱心な個人やグループを取り込み、一連のサロンイベントを開催する。同時に、「三里屯国際青年人材イノベーションランキング発表会」を年間イベントとしてブランディングし、更に多くの優秀な青年人材を三里屯に招致することに尽力する。

(情報提供:北京日報)