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2021-12-27  |  

冬が訪れると、北京市郊外にあるアイスフォールは美しい風景を織りなし、人々は大自然の恵みに息を呑みます。アイスフォールの見ごろは毎年短いので、興味のある方は逃さないようにご注意を。

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冬の神泉峡(写真提供:vcg.com)

1. 神泉峡

神泉峡は北京中心部から50キロメートル離れた門頭溝区妙峰山鎮の炭廠村にあります。神泉峡には、人工噴水によって生まれた景観もありますが、山々や光景と相まって、自然の美しさを体感させられ、見るだけでなく写真撮影にも適しています。

景勝地から5平方キロメートル以内には、至る所にさらさらと流れる渓水があり、その源泉が見当たらないことから神泉と称されています。湧水は峡谷を縦横無尽に流れ、下流の永定河に流れ込みます。景勝地を建設するための材料のほとんどは、現地から集めたもので、本来の生態系を最大限維持しています。また、既存の道路や歩道を活用し、本来の生態環境への影響を最小限に抑えています。

所在地:北京市門頭溝区妙峰山鎮神泉峡景勝地

2. 北京虎峪自然景勝地

昌平区の北西部から9キロメートル離れた八達嶺高速道路の北側に位置する国家2A級の観光地であり、昔の「燕平八景」の1つである「虎峪輝金(正午に太陽光が十分である場合のみ現れる光景)」と呼ばれる景観を有します。

虎峪景勝地は山岳地帯にあるため気温が低く、また山岳地帯の特徴により、冬には壮観なアイスフォールが形成されます。アイスフォールの面積は20,000平方メートルに達し、透き通ったアイスフォールはさまざまな形を呈し、とても綺麗です!

所在地:北京市昌平区南口鎮虎峪村北部

3. 長峪城

昌平区の長峪城の美しさは決して人を裏切りません。毎年冬になると、長峪城貯水池でそれまでさらさらと流れていた渓流が、真っ白な「玉の帯」となり谷間で舞い踊ります。大自然が織りなす絶景に息を呑むことでしょう。

所在地:北京市昌平区流村鎮長峪城貯水池

4. 桃源仙谷

桃源仙谷は雲蒙山岳地帯に属しており、1つの湖、6つの滝、13の潭、1つの泉、4つの池などからなる景観を有しています。冬が訪れると、峡谷内の滝や落差のある渓流は、白い玉で彫られた手工芸品のように、さまざまな形や色を呈した天然の氷彫刻へと姿を変えます。

所在地:北京市密雲区石城鎮(密関路)

5. 雲瀑溝

雲瀑溝は、北京市延慶区と河北省の境目に位置し、標高は1157メートルです。溝には幾つかの渓流や滝があることから「雲瀑溝」と呼ばれています。雲瀑溝のアイスフォールは人為的に形成された痕跡はあるものの、自然の山脈と長年流れ続ける渓流には山野の醍醐味が感じられます。

所在地:北京市延慶区龍慶峡景勝地東側半塊豆腐山内(延慶盆地の北西側)

(情報提供:北京観光サイト)