華北電力大学は中華人民共和国教育部に直属する国家重点大学です。北京キャンパスと保定キャンパスが設けられ、2つのキャンパスは一元管理されています。現在教職員数3千人余り、全日制の在校学部生数2万人余り、大学院生数1万人余りとなっています。学校の敷地面積は1600ムー(約1.07平方キロメートル)余りで、建築面積は100万平方メートルを超えます。
同校は1958年に北京に創設され、元は北京電力学院と名付けられ、2003年に教育部へ移管され、現在、国家電網有限公司など12社の超大型電力グループと中国電力企業連合会により構成される理事会と教育部により共同で建設されることになっています。
同校は64の学部専攻を設けており、「電力システムとその自動化」、「熱エネルギー工学」といった2つの国家レベルの重点学科、25の省・部レベルの重点学科、6つのポスドク受け入れの認可を受けた科学研究施設を有し、また学位授権拠点は、一級学科博士学位7ヶ所、一級学科修士学位23ヶ所を有し、さらに専門職学位は、動力エネルギー工学修士、工学管理修士、経営管理修士など13のカテゴリーに分類され、学士・修士・博士を育成する万全の教育システムが整備されています。