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北京大学[tuchong.comより]

首都教育は首都の戦略的なポジショニングを終始貫徹し、「四つのサービス」のレベルを上げるのに必要不可欠な重要原動力である。首都教育は現在、高品質な就学前教育、良質かつ均衡な義務教育、高品質かつ多様化する高校教育、都市の発展を支える職業教育と全面的に国際競争力を向上させる高等教育に向けて邁進している。当面において、北京市は各種類の学校を3500校あまり保有し、教師と学生の人数が計327.2万人で、その中で在校生の人数が288.4万人である。現に、幼稚園が1700校あまりで学生が46.8万人、小学校が900校あまりで在校生が94.9万人、一般中学が650校あまりで中学校の在校生が30.9万人、高校の在校生が15.3万人、中等職業学校(専門学校)が110校あまりで在校生が7.7万人、大学が90校あまりで在校学部生と専科生(短大生)が58.6万人、大学院の在校生が34.2万人に達している。

北京では大学の分別改革、特色ある発展を積極的に推し進め、内包的発展を強化している。34校の大学、164個の学科が国家「双一流」建設リストに登録され、194個の学科が教育部学科評価Aクラス(全国の27%を占める)に入選され、国家科学技術に関する三大大賞に受賞する回数が全国大学の全体の20%以上を占め、さらに22個の「高精尖」(ハイレベル・精密・先端的)革新センターと99個の「高精尖」学科が築き上げられ、学科の開設及びイノベーション能力が安定して全国1位に居座る。職業教育(専門教育)は産業構造に着眼しモデル転換とアップグレードを加速させ、7校の高等職業学校が国家の特高計画(中国特色的なハイレベル高等職業学校と専門建設計画)に入選し、さらに12校の特徴のあるハイレベル職業学校、40校のエンジニア学院とマスタースタジオを選出し、高度技術人材に対する一貫式の育成を実施している。北京経済職業管理学院は北京デジタル経済職業教育集団の創立を牽引し、シーメンス、テンセントなどデジタル経済分野のトップ企業と協力し合い、全方位的にデジタル経済の発展にドッキングし、人材育成のスキルが絶え間なく増強されている。

北京はウィンウィンの協力を積極的に促進し、教育分野の対外開放の新しい局面を構築する。「教育領域開放改革三年行動計画」と「国際学校発展三年行動計画(2019~2021年)」を打ち出し、「三城一区」(中関村科学城、懐柔科学城、未来科学城、北京経済技術開発区)などの核心区画で一連の国際学校を新築し、中学校、小学校と幼稚園に対する外国人学生の入学を全面的に開放させ、15校の外国人子供向け学校が建学活動に従事している。清華附中国際部の外国人学生向け教育試行プロジェクトが国内初の公立学校を拠点に、外国人の子供に対する教育を展開させ、外国人向け教育の良好な教育環境と運営環境が打ち出される。一方、北京市は広範囲に国際教育ガバナンスに参加し、教育改革と発展の成功経験を共有したり、「一帯一路」教育交流・協力をさらに深めたり、教育分野における国内外の人文交流を強めたり、国際化の人材を育成し集結させている。それに、国際的特徴ある学校を建設し、外国人向けの公共教育サービスの提供を完備させ、海外共同建学のレベルを向上させている。さらに「北京留学」のブランドを樹立し、留学生の規模を着実に広げ、北京が主要な国際留学中心地と世界中の傑出した若者の憧れる留学の目的地になれるよう努め、国際一流の調和的・住み心地良く快適な都市をまず大まかに完成させるよう、重要な支援を提供している。