先日、北京市観光産業協会は「2022年北京農家民宿」の格付け結果を発表し、市内の総計369軒の星付き農家民宿が発表された。延慶区は、北京市5つ星民宿が9軒、4つ星民宿が26軒、3つ星民宿が98軒の合計133軒の受賞を果たし、星付き民宿数で全体の36%を占め、市内第1位となった。

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延慶区の自然と景色(写真提供:tuchong.com)

近年、延慶区は国際園芸博覧会、冬季オリンピックなどのグリーン発展の重点事業をエンジンとし、「冬季オリンピック人家、国際園芸博覧会人家、万里の長城人家、山水人家」という4つの地域民宿ブランドを活かし、プレミアム民宿の点の配置から線の展開、さらに4大ブロックのクラスター化への飛躍的な発展を推進している。同時に、延慶区は6回連続で「北方民宿大会」を開催し、農家民宿の標準化・高品質化を積極的にリードしている。

康庄鎮火焼営村にある国家甲級民宿「荷府」プレミアム民宿は、「国際園芸博覧会人家」ブランドの代表として5つ星民宿に選ばれた。一味違う自然の美しさ、スローライフ、スロームードがここで見つけられる。民宿「荷府」の中庭にはキッチンが備え付けられており、観光客はそこで料理をすることができる。また、荷府中華レストランや荷府B級グルメの店が併設され、特別メニューも多数用意されている。豊かな芸術的雰囲気とグリーン・有機農園の資源を活かし、観光客のさまざまな食のニーズに応える。

さらに、民宿「荷府」では、農作業や農産物の摘み取りなどの体験活動も行っており、民宿の娯楽・レジャー機能を増やしている。

国家乙級民宿「石光長城」は、延慶区で初めて認可された「万里の長城人家」で、5つ星民宿にも選ばれた。石光長城プレミアム民宿は、石峡関長城の麓にある八達嶺鎮の石峡村という古い村にある。ここでは、芳醇な手挽きコーヒーを味わいながら、友人とゆったりと語らい、掃き出し窓から田園風景や万里の長城を眺めることができる。夜は、古い村の優雅な民宿に泊まり、見上げれば月や星を楽しむことができる。

ここには喫茶店、文化書店、村史陳列館、野外シネマなどの多様な施設と特色あるグルメがあるほか、万里の長城の切り絵や面塑(小麦粉やもち米で作った人形)などの無形文化財の体験プログラムも用意されており、観光客に万里の長城の文化を深く体験できるレジャー・休暇の目的地を提供する。

(情報提供:延慶報)