4月1日より北京チューリップフェスティバルが開幕しました!北京国際鮮花(生花)港・北京植物園・中山公園・世界花卉大観園という4つの花見スポットで多種多様なチューリップが展示されています。同イベントは5月まで続き、チューリップが大好きな方は現場で花見を存分に満喫できるでしょう。

微信图片_20210414113058_gaitubao_900x1200_gaitubao_900x600.jpg

中山公園のチューリップ(撮影:彭硯)

北京国際鮮花港:「オランダの風情」を味わえる

北京国際鮮花港は特にチューリップをテーマとして風格のある、花の配置と独特な庭園の景観が際立っており、展示面積は11.2万㎡、チューリップ73種類、球根植物8種類、春と夏に開花する草花33種類が全エリアを覆いつくします。

同展は主に4つのエリアに分けられ、それぞれ「オランダの風情」「ロマンチックなパリ」「ローマの休日」「モネの花園」をデザインのテーマとし、あなたをロマンチックで美しい異国の風情へといざないます。

住所:北京市順義区揚鎮鮮花港南路9号

北京植物園:100種類以上のチューリップをお披露目

植物園内にある球根植物展示区は科学館の西側に位置し、総面積計4000㎡、100種類余りの品種、20万本以上のチューリップが栽培されています。ポプラのメイン展示区では「花開富貴(満開の富貴な人生) 吉祥如意(幸運で思いのままに)」をテーマとし、吉祥を寓意するクジャクと如意を形作る中国のシンボルを展示し、高くて大きなポプラと咲き誇る桃の花を背景に、全体効果をより立体的かつなごやかな雰囲気を醸成しています。メイン展示区の周りにはラッパズイセンやヒヤシンスなどの球根植物が植えられ、季節の草と花をあしらって、まるで巨大な色彩パレットのように、豪華絢爛な花畑の美しい景観が広がっています。

住所:北京市海淀区香山路

中山公園:7つのエリアによる20万本以上のチューリップの展示

当園のチューリップ展では「錦鯉送福(幸運を運ぶ)」とテーマに、「喜慶迎賓(喜んでゲストを歓迎する)」「錦鯉送福」「行雲流水(自然の流れに身を任せる)」「魚躍竜門(登竜門)」「花塢春韻(花の園に春の情緒)」「如魚得水(水を得た魚のよう)」「祥雲如意(至れり尽くせりの瑞雲)」の7つのエリアで展示が行われます。総面積6500平方㎡余り、90種類以上の品種の20万本以上のチューリップが植えられています。

住所:北京市東城区中華路4号(天安門西側)

世界花卉大観園:週末には手作りアートの体験イベントを行う

世界花卉大観園は市民に10万本近くの多くの種類のチューリップによって作られたを花畑を展示します。例年と違って、今年は公園内にオオアラセイトウとチューリップを一緒に植え、チューリップが青紫色のオオアラセイトウの花畑の中に朧げな美しい姿を見せます。また、園内では来園者により楽しんでもらうために土曜日と日曜日に手作りアートの体験イベントを行います。

住所:北京市豊台区南四環中路235号