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天壇は、明清代の皇帝が「祭天」(天に対する祭祀)、「祈谷」(豊作の祈願)を行った場所で、正陽門外の東側に位置しています。壇域の北は円形で、南は四角形となり、「天円地方」に則ります。その周りに2枚の壇壁が設けられており、全壇が内壇と外壇の二つの部分に分けられています。総面積は273ヘクタールで、主な建築は内壇に集中しています。

天壇公園[tuchong.comより]

内壇は壁で南北2部に分けられています。北は「祈谷壇」で、春の豊作祈願に用いられ、中心部の建築は祈年殿です。南は「圜丘壇」で、冬至の日に祭天に用いられ、中心部の建築は巨大な丸い石台で、「圜丘」といいます。長さ360メートルの小高い道路である丹陛橋は二つの壇をつなげ、南北に1200メートルの天壇の中軸線となしています。その両側に、古柏の林が広がっています。

天壇公園[tuchong.comより]

天壇は明清代の建築技術の集大成で、中国の古代建築の重宝です。世界最大の祭天建築群でもあります。1961年、国務院は天壇を「全国重点文化財保護機構」として公表しました。1998年にユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。

開園時間

オンシーズン(毎年4月1日から10月31日まで):6:00〜21:00
オフシーズン(毎年11月1日から翌年3月31日まで):6:30〜21:00

入園案内

オンシーズン:
入園料:15元。割引料金:7.5元
一括券:34元。割引料金:17元

オフシーズン:
入園料:10元。割引料金:5元
一括券:28元。割引料金:14元

名所旧跡:
祈年殿、回音壁圜丘
入場券:20元。割引料金:10元

神楽署:
入場券:10元。割引料金:5元

北神厨、北宰馬亭、斎宮:

入場券:指定場所にて本人の身分証を提示し、入場券を取得して入場します。

交通アクセス

住所:北京市東城区天壇内東里7号

東門

法華寺バス停:6番、34番、35番、36番、39番、41番、43番、60番、72番、116番、128番、525番、599番、684番

天壇体育場バス停:54番、957番、958番

天壇東門駅(A出口):地下鉄5番線

南門

天壇南門バス停:36番、53番、62番、122番、525番、958番、特11番、特12番バス外環

西門

天壇西門バス停:2番、20番、36番、53番、71番、72番、90番、93番、120番、622番、快速バス1線、特11番

天橋駅(C出口):地下鉄8号線

北門

天壇北門バス停:6番、34番、35番、36番、72番、106番、110番