二十四節気の「立冬」の11月8日、北京では冬の消費ムードが盛り上がりを見せた。より多くの消費者を引き付けるため、北京市内の複数の商業エリアでは冬のテーマイベントが開催され、消費ムードを演出している。
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各商業エリアでは創業祭キャンペーンが予定通りスタートし、北京君太では20周年キャンペーン期間中、百万元分のブランド品購入補助金や、化粧品購入時のポイント高還元、ゴールド割引などが実施されている。SKPの創業祭キャンペーンは11月9日に開幕し、一定額以上購入すると返金、ポイントで景品と交換、一定額以上購入した会員にプレゼント、ブランドデーポイント10倍などのキャンペーンが実施されている。国貿ショッピングモールでは年末ポイントで景品がもらえるキャンペーンが正式に始まった。
一部の商業エリアでは、暖かみのある面白いテーマ展とフラッシュモブが行われる。11月23日から来年1月1日まで、東方新天地×Heyoneによる「暖かい出会い」が初めて華北地域で開催される。西単大悦城では、11月17日より、POP MARTとのコラボにより、12名のアートトイアーティストがPOP MART13周年を記念して創作した作品がオフラインで展示される。THE BOX朝外では、11月3日~23日まで、ファッショナブルなBadmarket×ASICSのコラボフラッシュモブが行われる。
気温が一気に下がり、北京の飲食業界の企業は、冬のグルメPRと販促キャンペーンを続々と開催し、多くの老舗飲食店で冬メニューの売上が著しく上昇している。多種多様な温かい料理が冬の寒さを吹き飛ばし、冬ムードを盛り上げている。
老舗飲食店「砂鍋居」の手作り水餃子「円夢(夢が叶う)」
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また、北京市属公園には冬の美しい景色が広がっている。初冬の頤和園は、皇家庭園の気韻と古都北京独自の魅力を見せている。天壇公園には100メートル程の黄金色に輝くイチョウ並木があり、皇乾殿とのコントラストが、古代建築と天壇の生態的美しさをよりよく引き立てている。気温が下がるにつれて、スキー場の先行販売が全面的に開始され、南山スキー場のシーズンカードの限定販売が始まり、北京雲佛スキー場の平日、週末の日中スキーチケットの先行販売も好調となっている。
(情報提供:新京報)