北京市、2025年にインバウンド客の増加を促す18措置を打ち出す構え

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2025-02-05

2024年、北京市は前年同期比186.8%増の延べ394万2000人のインバウンド観光客を受け入れ、観光による外貨収入は同151.7%増の49億1000万米ドルだった。

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2024年、北京は海外からの観光客による入国、移動、宿泊、観光、ショッピング、決済などに焦点を当て、率先して空港決済サービスモデル区と決済サービスセンターを導入し、全国初の「インバウンド消費友好型商圏」モデルを構築し、中国本土都市の軌道系交通における海外発行カードによる「タッチ決済で改札通過」を実現し、外国人を対象とするSIMカードの「オンライン申込とオフライン受取」の試行などを実施した。北京へのインバウンド観光商品として、「中軸線を歩く」「サイクリングで中軸線を観光」「美しい中軸線」、亮馬河国際風情水岸の特色ある文化観光ナイトツアー、ポップマートシティパラダイスのアートトイIPなどが続々と新登場し、注目を集め、多くの外国人観光客を引きつけた。

また、サービスがより便利になり、全市の1万8000社の主要店舗で海外発行カードの利用がおおむね可能となり、1万1400カ所のATMで海外発行カードによる引き出しも可能となったほか、外国人向けBEIJING PASSカードなどが発行された。アメリカ、ドイツなど複数の国で「こんにちは、北京」と題したテーマPRイベント、「長城好漢」グローバルPRなど一連のブランドイベントを実施するなど、より多くの本土外観光客の誘致に取り組んだ。

2025年、北京はインバウンド観光促進に向けた18カ条の措置を打ち出し、インバウンド観光客の受け入れを5%増加させるよう努力し、より多くのテーマ性のある特色あふれる選りすぐりのコース商品を打ち出す構えだ。また、「シティウォーク」都市周遊テーマを際立たせ、ナイトツアー、サイクリング、散策、パフォーマンス鑑賞、食事などレジャー関連商品・コースを打ち出すほか、「Beijing Service」(空港サービススポット)の運営レベルを向上させ、国際線の回復、通関の利便性向上、国際言語環境の向上、バリアフリー決済サービス街の建設を後押しする構えだ。

(情報提供:北京市文化・観光局)

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