管轄権を有する法院(裁判所)に必要な書類を提出し、訴訟を提起する
消費者は管轄権を有する人民法院に訴訟に必要な関連書類を提出し、訴訟を提起します。必要書類は次のとおりです。
(1)起訴状 ※被告の人数分の副本を提出します(原告が中国語に不慣れな場合は、法律事務所による代筆が認められます)
(2)原告の主体資格を証明できる書類(パスポートのコピー)
(3)訴訟代理人の関連書類(委任授権書、弁護士資格証明書のコピー、法律事務所発行の書簡など)
(4)証拠(インボイス、領収書、販売契約書、送り状、事業者とのチャット履歴のスクリーンショット、商品の鑑定結果などは、コピーでも提出可能です)
ご注意:弁護士に訴訟代理人として処理を依頼する必要がある場合は、中国人弁護士1名に依頼することが求められます。『中華人民共和国民事訴訟法』の規定によると、「外国人、無国籍者、外国企業及び組織が人民法院で起訴または応訴する際、弁護士に訴訟の代理を依頼する必要がある場合は、必ず中華人民共和国の弁護士に依頼しなければならない」とされています。