人々の文化財保護の意識と、北京の中軸線の価値への認識が向上したことで、文化財の保護、歴史に関する環境の整備、失われた歴史的建造物の復元作業などが展開されるようになった。そして2011年、北京中軸線の世界遺産への登録申請が始まり、2013年に北京中軸線はユネスコの「世界遺産暫定リスト」に登録された。2022年は北京中軸線の登録申請における重要な年であり、申請書類が正式に提出された。2024年7月27日、インドの首都ニューデリーで開催されたユネスコ第46回世界遺産委員会で、「北京中軸線—中国の理想的な首都秩序の傑作」が正式に「世界遺産リスト」に登録された。
(情報提供:ミニプログラム「雲上中軸」、WeChat公式アカウント「北京中軸線」)