北京市の国家サービス業開放拡大総合モデル区及び自由貿易試験区（以下「両区」）の建設事業をより一層進め、外国人材に対する保障を強化し、首都の国際化発展による人材集積の新たな優位性を形成するため、2023年度「両区」での外国人イノベーション・創業人材における中国永住権申請のためのポイント評価推薦状の申請業務を開始する。

一、申請要件

（一）申請企業は、下記要件に合致しなければならない。

北京市「両区」の重点企業・事業単位（党・政府系事業体組織、部門）の認定基準に合致し、北京市内にて登録・納税し、統計調査の対象に組み入れられ、かつ、首都の都市戦略の位置づけに相応しい「両区」の重点企業・事業単位である。

重点企業・事業単位の照会方法（以下の順にクリック）：

「开放北京公共信息服务平台（開放北京・公共情報サービスプラットフォーム）」http://open.beijing.gov.cn/→「“两区”外籍人才出入境事项服务（『両区』の外国人材出入国事項に関するサービス）」→「查询企业申请资格（企業申請資格照会）」

（二）北京市の外国人イノベーション・創業人材は、下記に掲げる条件のいずれかに該当しなければならない。

1．部門長或いはそれ以上の管理職及び専門技術職を務める人材、または副上級（バイスシニア）の職階或いはそれ以上の職階に就いている人材

2．特別難関攻略チームの責任者または重大プロジェクトの責任者

3．業界分野にて不足する至急必要な専門人材

二、評価基準

「『両区』における外国人イノベーション・創業人材の評価基準」の詳細は添付書類を参照。

三、申請方法・要求

（一）申請方法

今回はオンライン申請の形式を採用する。申請者は、「开放北京公共信息服务平台（開放北京・公共情報サービスプラットフォーム）」（http://open.beijing.gov.cn/）にアクセスし、「服务互动（サービス・交流）」セクションの「“两区”外籍人才出入境事项服务（『両区』の外国人材出入国事項に関するサービス）」→「2 外籍创新创业人才申请在华永久居留（积分评估）（2 外国人イノベーション・創業人材の中国永住権申請（ポイント評価））」の順にクリックし、新規登録完了後、必要事項を記入し、画面の指示に従って証明書類を添付ファイルとしてアップロードする。申請者は、オンラインで書類を記入した後、テンプレートをダウンロードし、画面の指示に従って署名・押印してから、書類をスキャンしてアップロードする。

（二）申請書類

1．雇用先申請（申請先のプラットフォームからテンプレートをダウンロード）

2．勤務先承諾書（申請先のプラットフォームからテンプレートをダウンロード）

3．個人承諾書（申請先のプラットフォームからテンプレートをダウンロード）

4．内容に不備等のない「『両区』における外国人イノベーション・創業人材の中国永住権申請のためのポイント評価申請書」（申請先のプラットフォームにてオンライン上ですべて記入した後、エクスポートし、署名・押印してから再び同プラットフォームにアップロードする）

5．役職が記載された雇用先との正式な雇用契約書

6．申請者本人の有効なパスポート

7．勤務先の営業許可証の副本または法人登記証

8．北京市での納税証明

9．就労許可証

10．その他の必要な証明書類

——教育・学歴に関して：最終学歴・学位証書、中国在外公館または国家教育部門が指定する認証機関が発行した証明書を併せて提出

——中国での勤続年数に関して：中国での滞在期間の納税証明または外国人就業証など、中国での勤続年数を証明できる書類

——関連職務経歴に関して：以前の勤務先との契約書または就労証明（職位、職階、役職、勤続年数などの情報を記載したもの）、勤務先の資格証明書類及び根拠

——総合年収に関して：勤務先が発行した直近1年間の賃金+歩合給証明

11．その他の必要書類以外の証明書類。企業が獲得した承認証書のコピー、知的財産権の帰属証明、企業または申請者が取得した栄誉賞などの証明、国際的にまたは中国国内で認可された専門技術証書など。

四、申請期間・お問い合わせ方法

申請期間：2023年10月30日～2023年12月10日

お問い合わせ先（電話）：+86-10-68869983   +86-13661346901

テクニカルサポート（電話）：+86-10-67801607

五、受付の流れ

（一）申請者は申請先のプラットフォームにて、画面の指示に従ってすべての書類に必要事項を記入し、アップロード

（二）書類審査

（三）専門家による書類審査・採点 

（四）専門家による採点で70点以上獲得した申請者は実地でのデューデリジェンスを行う。

（五）北京市「両区」建設指導グループ弁公室が推薦状を発行し、申請者に出入国サービスホールにて永住権手続きを行える旨を通知

六、注意事項

（一）受理部門が必要だと判断した場合、申請者は面談を受けなければならない。

（二）必要な箇所を除き、書類はすべて中国語で記入しなければならない。

（三）外国語の申請書類は、資格を有する翻訳会社によって中国語に翻訳され、翻訳印および事業者の公印を押印したものでなければならない。

（四）審査に通過した申請者は、通知を受け取ってから1か月以内に実地でのデューデリジェンスに協力しなければならない。

（五）実地でのデューデリジェンスを行う際は、申請書類の原本確認を行う必要がある。

（六）書類はすべてPDF形式でアップロードし、ファイル名を明記する必要がある。

   添付書類

2023年度「両区」における外国人イノベーション・創業人材の評価基準