先日開かれた北京市「両区（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）」建設に関する記者会見によると、市内各区は「両区」建設を担当する主要パークを明確にし、今年、等級・種類別に主要パーク（クラスター）の高度化を推進します。

すべての主要パークに関しては、まず開放・収容力を強化し、各パークにおける政策の先行・試行を推進し、機能型プラットフォームを構築し、代表的なプロジェクトを実施します。次に、差別化発展を奨励し、政策の「共同診察」を足がかりに、主要パークが優位性・特色を持つ産業を発展させることを支援し、的を絞った政策革新・供給を強化し、優位性を持つ主要産業の開放・発展を促進します。同時に、パークのサービス能力を向上させ、各パークの関連施設の整備とサービス体系の最適化を推進します。

自由貿易区クラスターに関しては、自由貿易試験区強化行動を実施し、「革新的自由貿易試験区」「デジタル・スマート自由貿易試験区」「グリーン自由貿易試験区」「便利な自由貿易試験区」などを強調し、科学技術体制改革の先行試行区、デジタル経済試験区、国家グリーン経済発展モデル区、自由貿易試験区の手続きが簡易化された政務環境などを構築し、認知度のより高い「北京自由貿易試験区」のブランドを形成します。

総合保税区に関しては、計画配置の整備を加速させ、種類別に総合保税区プラットフォームの開放機能を向上させます。北京市の産業の特徴を踏まえて、天竺総合保税区のサービス貿易の規模を拡大・強化し、サービス貿易を特色とする総合保税区を構築します。大興空港総合保税区の制度の刷新とプロジェクトの誘致・導入を加速させ、効率的で便利な通関モデルを革新し、共同建設・共同管理・共同享受型の総合保税区を構築します。北京国際科学技術イノベーションセンターの建設に貢献するため、研究開発とイノベーションの促進を特色とする総合保税区の検討・模索を行います。

（情報提供：新京報）