北京市文物局、北京中軸線世界遺産登録保護活動弁公室が主催する「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」50周年記念テーマイベントが「デジタルで伝承、未来へ繋ぐ」と題して11月7日午前、美後肆時景山市民文化センターで開幕した。イベントは、ユネスコが発表した2022「条約」50周年の活動テーマ「次の50年：強靭性、人類、革新の源としての世界遺産」をめぐり、文化遺産のデジタル化による保護と伝承に焦点を当てる。

 イベントでは、北京中軸線の公式ウェブサイト（https://bjaxiscloud.com.cn/）が試験運用・リーリスされ、北京中軸線の文化遺産におけるデジタルの新たなページが開かれた。北京中軸線の公式サイトでは今後、中国の都の歴史を再現する「時空モジュール」4D時空製品を公開し、多言語版もリリースされる予定で、世界に向けて中軸の物語を語っていく。

また、「北京中軸線：次の50年との約束」と題したインタラクティブH5はすでにネット上でリリースされており、ユーザーは「北京中軸線」のWeChat公式アカウントで体験することができる。

北京市政府の国際版ポータルサイトでは現在、中軸線の多言語特集が展開されている。詳細は下記URLからどうぞ。

（http://japanese.beijing.gov.cn/specials/centralaxis/thepastandpresentcentralaxis/）

（情報提供：新京報）