北京の中軸線とは、元の大都および明・清時代から形成されてきた東西両側に対称の北京市建築物の対称軸を指す。北京の中軸線の世界遺産登録申請資料が国連教育科学文化機関(UNESCO)に正式に提出されたことに伴い、世界遺産への登録は「ラストスパート」の段階に入り、ますます多くの人が古き良き都市文化に関心を持ち、遺産の保護に取り組み始めた。
先日、南北中軸線の中心にある景山公園の観徳殿では、50枚以上の貴重な古い写真および20冊余りの文献・資料の複製品が展示され、この皇室庭園の古代から現代にかけての歴史文化の変遷と発展経緯が詳しく展示された。景山に登って眺めた中軸線、その魅力を垣間見てみよう。
景山公園の万春亭から北へ眺めて見えた中軸線
古代の伝統的建築物
寿皇殿の外の石獅子
赤い提灯が沢山掲げられた景山公園の西門
(情報提供:北京市西城区人民政府)