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【252】丫髻山庙会 文图 内容 800.png

丫髻山廟会は平谷区劉家店鎮の道教の聖地・丫髻山を拠点に、碧霞元君への信仰を核心とし主導する伝統的な民俗イベントであり、明・嘉靖時期から始まり、明、清、民国時代に最盛期を迎えた。明の時代、廟会は旧暦4月18日を参拝の初日とし、5日間開催されていたが、清の初期以降、開催期間は旧暦4月1日から18日に変更され、現在に至り、500年以上の歴史を記録している。

道教の碧霞元君は丫髻山に祀られた主神で、廟会が開かれると、各地の民衆や花会、香会と呼ばれる民間団体が参拝に集まって来る。廟会期間中は、多くの花会によるパフォーマンスや伝統的な祈願儀式が行われ、現在、万荘子花会を代表とする伝統的な花会の数は100を超えている。丫髻山廟会は華北地区で大きな影響力を持ち、その範囲は北京市、天津市、河北省、内モンゴル自治区、遼寧省などの地域まで波及している。

(写真・情報提供:平谷区政務サービス管理局)