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【1164】老北京寒食十三绝 图虫 内容 800.jpg

(写真提供:tuchong.com)

「寒食節」は、「禁煙節」「冷節」とも呼ばれます。冬至から105日目、つまり清明節の1、2日前です。この節日の主な風習として、火の使用が禁止されました。火をおこして食べ物を煮ることが許されず、準備しておいた冷たいものを食べることしかできないため、この名がつきました。。この中で、古都北京の特色を持つ冷たい食べ物が「寒食十三絶」です。「寒食節」は二千年以上も連綿と続いています。漢族の伝統的な節日の中で唯一、飲食の風習に由来して命名された節日です。

螺絲転兒は古都北京の粉食の一つで、外側の皮は一本一本が極めて細い小麦粉の糸のため、触るとすぐぼろぼろと崩れます。昔の軽食店では、よく当日売れ残った螺絲転兒を弱火で焼いて乾燥させてから再度売りました。焼いて乾燥させたものを「干迸兒」と言います。特徴:香りが良く、甘くてさくさくしています。

奶油炸糕は、北京の軽食の中でも栄養が豊富な軽食の一種です。炸糕は、製法に比較的こだわりがあります。使用する油は胡麻油が最も良く、他の油では少々劣ります。火加減も非常に重要です。特徴:丸い形をしています。外側は焦げて中は柔らかく、香りが濃厚で、消化が良いです。

硬面餑餑は、昔、北京の軽食の中で夜間に提供された粉食で、よく見られた種類の一つです。人々の生活習慣が変化し、生活水準が向上したことにより、街を歩き回って軽食を売ることが減り、この軽食も姿を消しました。特徴:歯応えがあり、香りが良くて甘いです。

麻醤焼餅は、北方の特色ある軽食の一つです。北京の大通りでも路地でも街中至る所で買えます。胡麻醤焼餅の作り方はたくさんありますが、普段の烙餅を作る要領に応じて、様々な製法を改良することもできます。特徴:さくさくした口当りで、口に入れた後、一層一層の皮がはっきり分かり、しかも、ふっくら柔らかく、大変おいしいです。

薩其馬は、満州族の食べ物の1つです。清朝時代、山海関より東にあった三陵の祭祀を執り行う時の供物の一つでした。元々は「クコに砂糖をつける」という意味で、生地を伸ばしたものをじっくり揚げた後、砂糖を混ぜ合わせて小さな塊を作ります。特徴:色はクリーム色で、食感はもちもちして柔らかく、香りが良くて甘く、おいしいです。

驢打滾は、北京の軽食の中で長い歴史があります。それはキビを使い、餡をはさんで巻き上げたロール状の点心で、下にきな粉を敷いて、食べる時にきな粉の上を転がします。ロバが転がり回る様子に大変似ているため、この名前が付けられました。特徴:芳しい豆の香りと餡の甘さを感じ、口に入れると柔らかく、独特な風味があります。

艾窩窩は、もち米で作った古都北京の趣がある軽食で、その歴史は長く、明の万暦年間まで遡ることができます。艾窩窩は、体の内側を補い気を増やす働きがあり、脾胃の機能を高めます。特徴:色は雪のように白く、球状の形をしており、生地は柔らかく粘り気があり、香りが良く甘い味です。

糖耳朵は、北京の軽食の中で、よく見かける名品の一つです。出来上がった後の形が人の耳に似ていることから、この名が付けられました。秋、冬、春に食べるのに適しています。夏は暑さで水飴が落ちやすく、食べにくいためです。特徴:色は黄褐色でつやつやしています。生地はしっとりと柔らかく、甘くておいしいです。

糖火焼は、北京の人々が朝食時によく食べる軽食の一つで、すでに300年以上の歴史があります。元々は河北省の軽食でしたが、後に北京に伝わりました。壺でこんろを作り、焼餅の生地を直接壺の壁につけて焼くため、この名前が付けられました。特徴:香りが良くて甘く、おいしいです。さくさくした食感です。

姜絲排叉は、食べる時に新鮮な生姜の味がすることから、この名前が付けられました。それは、北京の伝統的な軽食というだけではなく、北京の茶葉料理の一つでもあります。抗ガン、解熱解毒、脾臓を潤して胃を目覚めさせ、食欲を増進させる効果があります。特徴:さくさくして甘く、香りも良く、食べた時に生姜の味がします。

饊子麻花は、北京のムスリムの軽食中の逸品で、民衆から深く愛されています。秦漢時代以降、寒食節に必ず食べる食品の一つとなりました。特徴:色は黄褐色で、生地はカリカリして、香りが良く、甘くておいしいです。それを形容して「噛むと10里の人を驚かす」と言った人もいました。

焦圈は、北京特有の油で揚げて作った食品です。茶碗の口ぐらいの大きさで、形は西洋のドーナツに似ています。10日から半月の間、保管できます。質は変わらず、さくさくしていて、しけて歯切れが悪くなることはありません。焦圈は、北京の軽食である豆汁と組み合わせて、よく食べられています。特徴:色は濃い黄色で、焦げた香りをほのかに感じ、サクサクしていて、独特の風味があります。

豌豆黄は、北京の伝統的な軽食です。北京の風習に基づき、旧暦の3月3日に豌豆黄を食べます。北京の豌豆黄は、宮廷用と民間用の2種類に分かれます。特徴:色は浅黄色で、きめが細かく、混じりけのない味わいで、口に入れるとすぐ溶けて、香りが良く、甘くておいしいです、さわやかで口当たりが良いです。

(情報提供:北京文明網)