天壇は明・清の皇帝が「祭天(天を祀る)」「祈穀(豊作を祈る)」を行った場所であり、正陽門外の東側に位置する。祭壇は北が円形、南が正方形で、「天円地方(天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観)」を意味する。祭壇を囲む2枚の壁で祭壇全体が内壇と外壇に分かれている。総面積は273ヘクタールで、主な建物は内壇に集中している。明・清の建築技術の粋を集めた天壇は中国古代建築の宝であり、世界最大の祭天建築群である。
住所:北京市東城区天壇内東里7号
開放時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):6:00~22:00、最終入場21:00
オフシーズン(11月1日~3月31日):6:30~22:00、最終入場21:00