八達嶺長城のふもとにある中国長城博物館が10月24日、正式にリニューアルオープンした。同館は、長城国家文化公園(北京エリア)の中核をなすランドマーク的な施設で、1994年に開館。2022年4月に改修のため閉館し、2026年6月に関係機関による合同検収を終えた。

改修後の総延床面積は約1万6000平方メートル。建築デザインには万里の長城の要素と山岳地形が取り入れられ、城壁や関所など、長城を象徴する意匠が建物の造形に生かされている。館内には、平和ホール、テーマ展示ホール、デジタル展示ホール、多目的ホール、長城ホールなどの機能エリアが設けられている。長城ホールには全面ガラス張りのカーテンウォールが採用され、長城歩行者天国を一望できるほか、八達嶺長城を遠望することができる。


開館に合わせ、同館では長城の歴史・文化・精神の3つの側面から、注目度の高い展覧会を相次いで開催している。常設展では700点(組)以上の文化財が展示され、特別展やデジタル展も常設展示を補完・発展させるもので、さまざまな視点や手法を通じて長城の歴史と文化を紹介する。また、施設の改修に合わせ、中国国内の著名な芸術家を招き、7点の芸術作品を制作した。多様な素材や没入型の演出を取り入れ、来館者がより豊かな鑑賞体験を得られるよう工夫している。
同館は10月24日から試験運営を開始した。開館時間は毎日9時~17時(最終入館16時30分)で、毎週火曜日は休館(祝日を除く)。入館は無料。試験運営期間中は予約不要だが、入館者数を制限し、1日当たりの上限を4000人とする。定員に達し次第、入館受付を終了する。来館者は、住民身分証を使って自動改札機から入館できる。それ以外の有効な身分証明書(電子証明書を含む)を持つ場合は、本人情報の登録が必要となる。有効な身分証明書(電子証明書を含む)を持たない場合は入館できない。また、14歳以下の未成年者は、成人の同伴が必要となる。
情報提供:「北京発布」WeChat公式アカウント