北京の中軸線を一望 「京師万象図」が798芸術区で公開

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2025-12-17

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AIホログラム劇「画中有神猫(絵の中に神猫あり)」のインタラクティブ・インスタレーション

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来場者がインタラクティブ・インスタレーションで「ワンタッチで絵画の世界へ」を操作し、

「京師万象図」を体験する様子。

このほど、没入型体験、無形文化遺産との触れ合い、文化クリエイティブ関連消費を一体とした新たな文化融合空間「7.8カルチャーセンター」ならびに「京師万象図」没入型デジタル体験展が、798芸術区に登場した。

「京師万象図」デジタル体験展は、『京師生春詩意図』に描かれた市井の暮らしと、『乾隆南巡図』が伝える王朝の気風を見事に融合させ、北京中軸線の全景を再現している。来場者はインタラクティブ・インスタレーションを使って「ワンタッチで絵画の世界へ」入り込み、その場にいるかのような臨場感を味わうことができる。また、展示内ではAIホログラム劇『画中有神猫(絵の中に神猫あり)』も上演されており、軽やかな動きの神猫「墨玉」に導かれて歴史の時空を超え、乾隆帝と蘇東坡による「時空を超えた対話」を体感できる。

7.8カルチャーセンターは、「テクノロジー×文化×消費」が深く融合した、没入型文化観光体験空間の創出を目指している。中心となる「京師万象図」デジタル体験展やAIホログラム劇場に加え、中軸線の風景を再現した記念撮影スポットも設置。さらに、「いにしえの文明はいかにして」VR体験展を導入し、多様なデジタル技術を媒体として、来場者が歴史の中へと足を踏み入れ、良渚、陶寺、二里頭、三星堆、殷墟という中国を代表する五つの文明遺跡の魅力を体感できる仕組みとなっている。

情報提供:北京日報

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