フィラデルフィア交響楽団によるコンサートが10月31日に国家大劇院で開かれ、今年の中国ツアー公演がスタートした。今回のツアー公演には、首席客演指揮者のマリン・オルソップ氏が指揮者を務め、有名な中国人琵琶奏者の呉蛮氏および絶賛されている中国人ピアニストの黎卓宇氏と手を携え、観覧者に音楽の饗宴を届けた。また、今回の文化交流の重要な一環として、フィラデルフィアも中国の観覧者にその豊富な観光資源と多様な都市の魅力を存分に伝えた。

マリン・オルソップ氏がフィラデルフィア交響楽団の全メンバーを率いて、中国の複数都市を巡るツアー公演をスタートした。

フィラデルフィア交響楽団による公演の様子

フィラデルフィアのロッキー像の前で写真を撮る観光客

ツアー公演の合間に、フィラデルフィア会議観光促進局は中国人観光客にフィラデルフィアの独自の魅力を発信した。11月1日に行われたレセプションでは、フィラデルフィア会議観光促進局のGregg Caren総裁兼最高経営責任者が中国の観光業界、関連メディア、文化機関と多層的な交流を展開した。レセプションを終えた後、CRI Onlineのインタビューに応じたGregg Caren氏は、近年北京市で起きた変化と北京市政府による国際交流の中心地の構築に向けた努力を高く評価した。

レセプションで挨拶をするフィラデルフィア会議観光促進局のGregg Caren総裁兼最高経営責任者

CRI Onlineのインタビューを受けたフィラデルフィア会議観光促進局のGregg Caren総裁兼最高経営責任者

同氏は、「フィラデルフィアの豊富な観光資源が中国人観光客に新たな旅行先の選択肢として提供され、また、北京の魅力と活力に惹かれてフィラデルフィアからはより多くの観光客が訪れることだろう。今後も引き続き、フィラデルフィア交響楽団は『文化の架け橋』としての役割を果たし、中米両国の人々により多くの音楽の饗宴と文化交流のチャンスをもたらすことを期待している」と述べた。

（情報提供：国家大劇院WeChat公式アカウント、米国フィラデルフィア会議観光促進局WeChat公式アカウント）