未来科学城

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未来科学城は北京市昌平区南部に位置し、総敷地面積は170.6平方キロメートルで、北は北六環に、南は回南北路に、西は京新高速道路に、東は京承高速道路に接している。空間配置上、未来科学城は昌平南部平原地域で「二区一心(2つの区と1つの中心)」という空間的構成を形成している。東区と西区の「2つの区」は、未来科学城の主要な受け皿として、施設が整っており、住みやすく働きやすい研究開発とイノベーションに適したコミュニティである。「1つの中心」とは、未来科学城のグリーン生態系の中心地を指しており、東区と西区を結ぶことで、青い水と緑地が絡み合い、水域と都市部を融合させる生態系空間を共に構築している。

未来科学城は、「両谷一園(2つのバレーと1つのパーク)」を基幹とする配置に焦点を当てている。「ライフバレー」には、昌平実験室をはじめとするトップクラスの研究開発機関が十数機関集結し、戦略的な科学者や300名以上の高度人材が集い、800社以上の医薬・ヘルスケア関連の革新型企業が入居しており、新薬品開発、医療機器、精密医療サービスなどの細分化分野で明らかな優位性を持っている。「エネルギーバレー」は、全国でも革新的エネルギー要素が最も集積している地域の一つとして、300社以上のエネルギー関連企業が入居しており、エネルギーインターネットの高成長分野、化石エネルギーのクリーンで効率的な利用と風力・太陽光発電の成熟した分野、そして水素エネルギー・蓄エネ・炭素隔離を含む先端分野など、3つの分野がおおむね形成され、新エネルギー領域では研究開発からパイロット試験、生産、販売、取引サービスまでを網羅する全産業チェーンがおおむね形成されている。「高等教育パーク」は、北京市委員会と市政府により世界トップクラスの高等教育パークとして位置付けられており、現在は北京航空航天大学、北京郵電大学など8つの大学と、120の国家・省・部級の重点実験室が集結しており、約6万人の学生が在籍している。全市初の複数大学の共同建設によるコンセプト実証センターを立ち上げ、沙河高等教育パーク科学技術イノベーションサークルを形成している。さらに、コンセプト実証ファンド、成果転換ファンドを設立して、「成果発見―大学・企業連携―コンセプト実証―金融サポート―インキュベーション加速」という一貫したサービス体制をおおむね形成している。

未来科学城は、北京の国際科学技術イノベーションセンターのハブ型メインプラットフォームを建設する発展的位置付けを堅持し、世界をリードする技術革新のモデル地域構築を発展目標とし、「両谷一園(2つのバレーと1つのパーク)」を中心に、機能的位置づけの明確化、体制・仕組みの整備、及び政策支援の強化を着実に推進している。具体的には次の通りである。

未来科学城の東区はエネルギー産業の戦略拠点として、国際的影響力を持つ「エネルギーバレー」の建設を目指す。生命科学パークでは、医薬・ヘルスケア産業発展の「起爆点」を構築し、世界トップクラスの「ライフバレー」の建設を目指す。沙河高等教育パークは、科学教育と産業が融合した新都市として位置づけられ、大学を基軸として、産学研用(企業・大学・研究機関・実用化)一体化を実現するイノベーションシステムの構築に力を入れている。

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