ヨーロッパ(北京昌平)イノベーションセンターのキックオフセレモニー及びヨーロッパ企業昌平訪問ツアーが3月25日に開催された。
同イノベーションセンターは関連産業に関わるプロジェクトの実施をめぐり、昌平区が国際的なイノベーションリソースと直接マッチングできるルートを構築し、昌平区での国際的な産業の集積とイノベーションエコシステムの構築を目指すと同時に、ヨーロッパ市場進出を目指す同区の地元企業に対し関連サービスを提供していく。また、同イノベーションセンターは今後、昌平区と提携して、同区内およびヨーロッパの関連企業と科学研究機構に対し、積極的に様々な中欧科学技術協力プロジェクトや研究課題の申請を促すための取組を検討し、さらに関係プロジェクトの同区での展開と実施への参加を推進する方針だという。
同キックオフセレモニーでは、昌平区のPR、ヨーロッパ(北京昌平)イノベーションセンターの特別紹介、テーマ別交流などのセクションも設けられた。参会者らは昌平区全体の発展の優位性と「未来科学城」の発展動向を深く理解し、ヨーロッパ企業の対中投資意向、昌平区との協力関係構築に関する要望、国内企業の海外進出需要などのテーマをめぐって的を絞った深い交流を行った。
昌平区は近年、「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」の建設を通じて、対外開放のレベルを絶えず向上させており、すでに11カ国14都市と友好都市提携を結んでいる。現在、昌平区には600社以上の外資系企業が進出している。
(情報提供:新京報)