北京市、スマートシティ構築に向けた38項目のシーン革新要求を発表

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2024-08-14

2024年北京市スマートシティシーン革新要求リスト(第1陣)および成果発表会が8月9日に北京市で開催された。会議では、昨年の国内初のシーン成果11項目が集中的に披露され、2024年のスマートシティシーン革新要求38項目が発表された。

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2023年、北京市はスマートシティシーンの革新と開放に向けた取組を開始し、スマートシティ構築の課題や難点に焦点を当て、先端技術、センシングモニタリング、都市ガバナンス、安全緊急対応、スマート農業などの重点分野を巡り、小さな切り口から取り組み、力を1点に集中し、徐々に大規模なシーンや異分野の革新へと展開し、スマートシティの新しいモデルを作り上げた。現在、全市で11項目の国内初のシーン成果が形成されている。

発表会では、2024年のスマートシティシーン革新要求リストが正式に発表された。これらのシーン革新には、先端技術、公共サービス、社会ガバナンス、企業DXの4つの分野にわたる38項目のシーン革新要求が盛り込まれている。例えば、「大規模モデルによる請願受理後の即時対応のデジタルインテリジェンス向上シーン」では、大規模モデルを構築し、ホットライン12345の膨大なデータの価値を引き出すことで、過去の業務事例に基づくスマート分析を実現し、ホットライン12345の処理能力と市民の体験を向上させるとしている。また、「博物館ビッグデータ応用シーン」では、AIによる認識技術を活用して博物館の地理情報、文化財、所蔵品、人流データなどの多様なデータの統合運用を実現し、所蔵品識別やデータの特徴抽出などの先端技術を活用して統一された博物館ビッグデータプラットフォームを構築するとしている。

(情報提供:北京日報アプリ)

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